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100万円かけてドイツまで⚪︎×ゲームをしに行った話〜episode1〜

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2024年10月1日

この日は移動日で、家を出る予定時間ギリギリまで荷造りをしていた。
今回SPIELで販売する「ルールブックセット(=以下RBセット)」をなるべく詰めようと奮闘していたのだった。

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✒︎  心にファーストクラスを持て
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ネットで、手荷物や機内持ち込み荷物の制限を調べたところ、手荷物は25kgまでだった。

個数は2個まで?と書いてあり、もう一つ25kgまで預けられるという意味なのかどうかわからなかった。(無理だろうなとは思いつつも)

試しに小さなスーツケースにもRBセットを入れるだけ入れて、もしこれも預けられたらラッキー、無理だったら家に送り返すつもりで持って行った。

リュックとスーツケース(大)に、計100個入れて、スーツケース(小)には50個を入れた。
(その過程で、30回くらい体重計に乗った)

BUNGU SQUADというゲームは、見た目に惹かれて買うようなゲームではなく、ゲームシステムやルール説明だけではなかなか手を伸ばしてもらえないという自覚があった。

なので、なるべく実際に遊んでもらう必要があるのだが、開場から閉場までずっと試遊が周り続けても、せいぜい1日30〜40個が限界だろうなとは思っていた。

なのになぜそこまでしてなるべくたくさん持っていこうとしたのかというと、せっかくこの日のために用意したのに、100個しか持っていけないのが悔しくて、ギリギリまで悪あがきをしていたのだった。

スーツケース2個を持っていくのはかなり大変だったが、何とか羽田空港に到着。
ドイツではダウンが必要だと聞いているのに、こちらはまだまだ暑い。

チェックインをして、手荷物の検査に行くと、2個のスーツケースはやはり合計の総重量を超えていてダメだという事で、仕方なく小さい方は家に送り返した。考えたらそりゃそうだけど、これはこれで勉強になった。

ちなみに超過料金を支払えば預けるのは可能で、事前にネットで購入すれば半額になるのもわかっていたが、今回はやめておく事にした。

ファーストクラスとかであれば、荷物の個数や重量の制限がもっと緩くなるのだが、ファーストクラスに乗るような人は、ギリギリまでこんな作業をしていないと思う。

心の余裕くらいは、いつもファーストクラスでいたいものだ。


そこから保安検査場も難なくクリアし、ひとまず第一関門を突破した所で、安心して急にお腹が空いた。

その事をスマホで知人に伝えると、「日本食を食べておけば?」と言われたので、確かにそうだと思い、最後の晩餐(?)に天丼と蕎麦のセットを選んだ。

食べ始めてから、そういえば機内食というのがあった事を思い出したが、夜中0時過ぎてすぐには出て来ないだろという算段。

何となく不安になってネットで調べてみたら、たまたま目についた情報では「23時以降は、到着の2時間くらい前に出されます」と書かれていたので、それならばと遠慮なくガッツくことにする。

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