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100万円かけてドイツまで⚪︎×ゲームをしに行った話〜episode3〜

episode2はこちら

2024年10月3日
SPIEL24:1日目


ついにこの日がやってきた。
ずっと夢見ていた場所で、やっと海外の人達に遊んでもらえる。
朝から興奮が爆発していた。

6時30分に出発なのに、起きたのは4時30分。
1時間半くらいしか眠れなかった。

絶対に遅刻できないというプレッシャーもあったが、それと理由がもう一つ。会場に向かう前に用意しておきたいものがあった。

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✒︎  弱小ブースならではの目論見
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今回、ブース内での試遊は、通常の遊ぶサイズ(20×20cm)ではなく、80×80cmのメガサイズバージョンでやる事にした。

何の知名度も無く、大したブースの装飾もできないので、なるべく存在感を放ちたいと考えたのだった。
そうすれば、横を通りかかった時に少しでも目立つのでは無いかと。

ダイナミックに大きくマークを書いたりハサミで切ったりすることで、文具で遊ぶ体験をより高める狙いもあった。

実際、事前に知人達とそのバージョンで遊んだ時は、想定した通りの手応えを得られていたので、初めての試みであったが、本番もこれでいこうと決めていた。

というわけで、サンチェスさんに模造紙の発注をお願いしていて、それが昨日ホテルに運び込まれたので、あらかじめ切ったりマス目を書いたりといった準備をしておこうと思ったのだ。

…が、ここで問題が発生する。

紙を開いてみると、模造紙というよりはどちらかというとトレーシングペーパーのような、ツルツルして透き通った紙だった。

「これは…どうだろう…!?」

一瞬、コレジャナイ感が頭に浮かびつつも、とりあえず鉛筆で書き込んでみるとちゃんと色は乗るので、まぁ、何とかなるかなということで予定通りに進めることにした。


そして約束の6時半。サンチェスさんがホテルの下まで迎えに来てくれたので、一緒に駅に向かう。

この時期のドイツの朝は暗い


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✒︎  憧れのエッセンへ
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