失業する文具
こんにちわ。文具ゲームメーカーのワラビサコです。
物騒なタイトルを掲げましたが、最後はポジティブに着地するのでご安心ください。
在宅ワークをする人がどんどん増えて、紙やペンの使用頻度はかなり下がったと思われます。
会社のハンコ文化が淘汰されるのも、もはや時間の問題かもしれません。
その一方で、文具好きの皆さんが文具を買うのをやめるかというと、勿論そんな事は無いと思いますが、
使用する機会が減っているのは事実で、ある意味“営業自粛状態”ですよね。
文具に魂は宿る
キングコング西野さんが自身のメディアで発信されていましたが、「今気をつけなきゃいけないのは鬱だ」と喚起されていました。
勿論これは人間にとっての話で、精神状態を保つには「役割を見つける。前に進んでいるのを実感できる事をやる。」などとアドバイスされていたのですが、
文具達も、今不安でいっぱいなのではないでしょうか。
「来月には使うから!ちょっと辛抱してて!」
と言っていたとしても、
(本当に自分達はまた仕事が与えられるのだろうか…)
と、内心びくびくしているのも想像に難くありません。
えんぴつは心の芯が折れてるかもしれません。
万年筆は心のペン先が乾いてるかもしれません。
いや、渇いてるのかも。
結局何が言いたいか
先日の記事にも書きましたが、私が文具ゲームを作ったきっかけは、せっかく買ったのに全然使ってない文具を使ってあげたかったからです。
何が言いたいかというと、是非皆さんの文具達に、今こそ仕事や役割を与えてあげてほしいなという事です。
#おうちで文房具 というこちらのマガジンでは、その働き口を色々と紹介しています。
これからは「問題を解決する力」よりも「問題を見つける力」が問われると言われていますが、
言い換えれば「仕事をこなす力」より「仕事を与える力」が必要で、
「この紙をはさみで切ってください」と依頼する方か、それとも依頼される方か。
さぁ、あなたはどちらになりたいですか?
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