
人類よ!文字を、文章を読め!そして考えよ!
この広告は私が仕事をしているマガジン「ACT4」の広告である。それも購読者や広告スポンサーを集めるための広告である。
ベートーヴェンの「第九」≒「大苦」としているのがご愛嬌なのだ。
原稿書きの私は声を大にして言いたい!叫びたい!わめきたい!
人類よ!テレビを見るな!
人類よ!動画を見るな!
人類よ!ゲームを止めろ!
と・・・。
だから、マガジンを読め!文章を読め!と・・・。
美しい文章を読む人は、美しい。
素敵な文章を読む人は、素敵だ。
カッコいい文章を読む人は、カッコいい。
文字を、文章を読まないと、人は馬鹿になる。
馬鹿は文字を、文章を読まない。それでいーのか?
人類よ!文字や文章は自分でものごとを考えるための最大の武器なのだ。
人類よ!自分で考えることは、妄想することは、想像することは、最も面白いゲームなのだ。
そのために、私はこのマガジン「ACT4」で、読む人が綺麗になるような文章を書いている。
マガジンは、つまり雑誌は、「雑」じゃない。フリーペーパー、フリーマガジンのつまらなさは、仕込みにちゃんとしたお金をかけないから。つまらない、せせこましいコスト計算をするから。
堂々と値段の付いている雑誌は、やっぱり面白いのである。手練れの文章が読めるのである。考えるための文章が並んでいるのである。
延々と美辞麗句の並ぶ文章の裏に、「この商品やサービスを買ってね…」といったメッセージの透けて見える文章は、卑しい。
そんなことを考えながら、私は「ACT4」マガジンの仕事をしている。