グラビアポエム 第十三回 (g-udon)
キルケゴールをご存じか?いや、キェルケゴールをご存じか?
キルケゴールとキェルケゴールどっちでもいいか。はっきりさせようとしても無理。所詮カタカナ。どちらも正解でどちらも間違いだ。
そんな彼の著書『死に至る病』では「絶望」について肯定的な意見が述べられている。絶望があるからこそ人は新たな自分へと生まれ変わることができる、というのである。何ていい言葉だ!(小峠調で)
今週も競馬で負けた。
5,000円があっという間に溶けていった。中山芝1200Mなので、ものの1分08秒くらいで溶けたのだ。もっと言うと1秒足らずで溶けていた。私の◎(ニジュウマル)が発馬で大きく出遅れたのだ。これはまさしく絶望である。
しばらくは放心状態である。そして次に「予想に費やした一週間は何だったのか」「5,000円あれば飲みに行けた」「サウナ4、5回行けた」「粗品め」・・・などとさまざまな感情がサイダーのように湧き上がってくる。
しかしである。ほぼ1時間後にはそんな絶望の淵から見事に蘇っている自分がいた。人は絶望を糧に新たな未来へと歩みを進めることができる唯一の動物なのだ。ありがとうキルケ!人である誇りを胸に、私は次週の勝利を疑うことなく赤ペンを耳に掛けて走りだした。
というわけでグラビアポエムです。途中不安になったと思われますがまごうことなきグラポエのまとめ記事です。今回のお題写真は「山でブルーシート敷いて葉っぱをまき散らしている人」でした。
かなり難解なお題にもかかわらず、またしても多くの秀作が集まりました。ポエトの皆さんありがとう!!僭越ながら私の独断と偏見(?)で絞らせていただきここに発表いたします。
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いかがでしたでしょうか。なかなか味わい深かったですね~。この写真、リアルな説明をすると「摘んだお茶の葉をブルーシートに広げて、余計なゴミを取り払う作業をしている少年」でした。Sさんご提供感謝です!
他にも良い作品を多くいただきました。ご紹介できなかった作品に関しては、ぜひ下記ハッシュタグにてTwitterからご覧ください!
ではまたーーー。
(画像加工ご協力:葱山紫蘇子)