見出し画像

私にできることからする

イスラム教って、どんなイメージがある?
正直、少なくとも私は、高校生の頃にムスリム(イスラム教徒)の人と知り合って友達になる前までは、少し怖いイメージがあった。(ごめんね今は本当に悪いイメージないです)
はじめに言っておくと、ここ数年はイスラム教徒の多いインドネシアで暮らしたり、トルコへ旅行したりして、イスラム教に対して私なりに理解を深めた。確かに自分とは違う考えもあるけど、イスラム教の教えや習慣も素敵な考え方だと思っているので、私なりに敬意を持っています。

イスラム教徒の女性が頭に巻いているヒジャブは、
女性の象徴の髪を隠しているだけなのに、
なんで昔は怖いと思っていたのか、自分に対してずっと不思議で、誤解が解けた高校以降の何年もの間、時々考えていた。

ところで恥ずかしながら最近はっきりわかったことは、
イスラエルがパレスチナのガザ地区の人たちを虐殺していて、
イスラエルがムスリムの人たちを世界的に悪い印象に仕立て上げていたこと。
(いろんな角度からの見方があると思うし、これが正解とも限らないけど、日本で報道されていることとは違う方向から見てみて、これも事実だと解釈したことを書きました)

abd~と続く名前だったり、初めてアッラーという言葉を聞いたとき、一瞬ドキッとしたのは、なんでだったんだろう?
それはたぶん、全部刷り込みだったんだとわかった。

どちらかだけが被害者なのではなくて、加害者とされて悪者にさせられてる側の主張も知りに行かいないと、世界的に権力を持っている側が見せたいものしか見えなくなってしまうと思う。ここで、どっちが正しいとかを決めたいわけじゃなくて、どちらの主張もやったことも知っていないといけない、情報を取りに行かないといけないんだと思うということ。

イスラム教について知れば知るほど、作り上げられたイメージと違うところがたくさん見えてくる。
それはいつしか違和感に変わって、イメージと現実の差が生まれていることに対して疑問を持つようになった。

決定的なのは私が4ヶ月前にトルコに行った時のこと。
トルコはイスラム教徒の多い国で、移民も多い。
そこで知り合った人で、インスタでパレスチナについて頻繁に投稿している人がいたの。
初めは、正直、世界の遠くで起きていて、中東の方は危なくて、私はどちらかを非難したりする距離じゃないと思って、ただ見てるだけだった。
その人のインスタをただ見てるだけだったの。

でも、ガザで起きてることをインスタのストーリーを通して見るうちに、私の情報収集が間違ってたんじゃないか?と、やっと日本の報道に疑問を持った。

テロという、作り上げられたイメージで、”イスラム教ってなんか怖い”という風に、片付けてしまいたくない。
世界で何が起きているか、見に行くことはできなくても、知ろうと調べることはできる。
ガザの人たちは声をあげている。


私にできることは少ないけど、
まずはこうして友達に伝えること、
イスラエルを支持している企業の商品は買わないというボイコット、
何が起きているか調べて知ること、
インスタから署名することなど、
身近にできることから始めていきたいと思う。(というかやっている。)

日本が加害者になっているらしい。
もっと知らないといけない。
自分たちが払っている税金や物を買った金額の一部が、イスラエルが虐殺をする資金に使われているなんて、知りたくなかったけど知らないといけないこと。
こんなのやめよう、やめて!って、声をあげないといけないんだ。
こんな、一人一人の命の重さが違うように扱われる酷い世界、あってはならない。おかしいよ。

イスラム教について、ただの日本人の私が多くの日本人よりかは少し詳しくなった立場から書いてみた考えも織り混ざっています。情報に偏りがあるだろうし、もし間違っていたり、違うと思うところがあったら教えてください。
だけど宗教とか国籍とかそんなくくりで片付けて、見ないことにしてはダメだと思う。その前に同じ人間なのに。

とにかく言いたいことは、早く世界が平和になってほしい。そのために少しでもできることをしたいの。
読んでくれてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!