市民後見人養成研修〈応用研修〉 3日目/4日目 6/10
5月30日(木)応用研修3日目に参加してきました。
またまた、まとめが遅れてしまい、、、
6月9日(日)応用研修4日目と合わせて💦
昨日はセンター長さんのお話が中心で、終始穏やかな雰囲気での講習会でした☆彡
今回も自分のための復習投稿です😊
第3日目
<家庭裁判所の役割と後見事務>
1.オリエンテーション
2.家庭裁判所の役割と後見事務の留意点
3.成年後見の申し立てについて
4.申し立て事例について
5.グループワーク
6.レポート提出
●1限目
名古屋家庭裁判所の職員さんからの講義
実際に実務に携わっている書記官の女性2名の講義でした。
家庭裁判所における手続きの流れ
①申し立て ②審理 ③審判 ④監督
あまり耳慣れない言葉も多く少し難しかったです💦
●2限目
申し立てに必要な書類一式についての説明
膨大な書類が必要なことに驚きました。
申し立てる親族のいない方の場合(市区町村長による申し立て)は、行政が変わって書類を整えているそうです。
これだけの労を費やしてでも守りたいご家族の思いや、行政が動かなければならない社会的背景があるのだと改めて感じました。
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第4日目
<後見人になったら>
1.オリエンテーション
2.後見事務の実際① 就任時~
3.後見事務の実際② ~修了時
4.グループワーク
5.レポート提出
●1限目
国の目指すもの
成年後見制度利用促進基本計画
地域共生社会の実現
⇓
市町村を軸とした、権利擁護支援の地域連携ネットワークの構築
⇓
中核機関を全市町村に設置する
本人を中心とした支援・本人の生活する場への支援
☆昨今求められるようになった後見人の役割
財産管理+身上の保護+意思決定支援
☆尾張北部圏域の市民後見人養成の必要性
①成年後見を担当できる専門職が当地域に少ないこと
②日常生活自立支援事業、法人受任の受け皿が少ないこと
③権利擁護の視点を持った市民が増えることで、地域共生社会の進展が期待できること
*自分たちにできることは何だろう、、と考えられる市民が増えること
☆市民後見人養成の今後の流れ
養成研修修了⇒レポート⇒面接⇒市民後見人候補者名簿登録
☆市民後見人と親族後見人の違い
・市民後見人には後見監督人として「けんよご(権利擁護支援センター)」が選任されるため、個人が家庭裁判所とやり取りすることはない
・困ったことはまず「けんよご」に相談、報告
・名簿登録後、支援員を経て後見人への道も可
☆参加者からの質問
・支援員は希望制か
・保険はあるか
・支援員と後見人の違い、併任は可能か
・フォローアップについて
などなど
●今回は、実習経験に行かれた方の経験談を聞く時間や質問時間が多く、より活動へのイメージが深まる1日となりました。
求められていることと、自分に出来ること、自分のやりたいこと。
このあたりのバランスをとりながら関わっていくことが大切だと感じました。
ボランティアであることに関しては、すでに活動されている別地域の権利擁護支援センターのアンケートによれば、後見人として活動されている方ほど「対価は不要」との回答が多かったのだそうです。
自分が自主的に関わるボランティアに、金銭以上の対価があると感じているとのことでした。
お金で買えないものにこそ価値がある。
あらためて自分の人生を振り返るきっかけとなりました。
6月14日はいよいよ後見人同行実習・施設実習に行ってきます。
実習は看護学生のとき以来、久しぶりです。
養成研修では基礎編から、ほんとにいろいろな経験・勉強をさせていただいています。
応用編も折り返しとなり、残すところあとわずかです😊