【本】蟻の階段
小さいけれど誰より熱い女刑事・如月塔子。現場で彼女と捜査員が目にしたのは、惨殺遺体と、その周囲に置かれた四つの品ー頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。犯人が置いたものなのか。いったい何故?捜査を開始した塔子と相棒の鷹野は、ある絵画に辿り着く。一方、犯人からの接触を受けた捜査一課OB・加賀見によると、犯行はこの先まだ続くという。十一係は悲劇を止められるのか?事件の真相は!?
奇妙な遺留品に囲まれた惨殺遺体。大胆にもヒントを出してくる犯人。そこにはどんな意図が隠されているのか。
シリーズ物は知ってる人が出てくる安心感が○。定年退職した元巡査部長の加賀美が少しずつ如月塔子と仲良くなっていく様にほのぼのする。