今日の朝日朝刊に『長男に血液飲ませる 暴行罪の母親に有罪』という記事が載っていた。
血を?どうやって??
生後間もない感染症への抵抗力が乏しい赤ちゃんの口に血液を自分の血液を入れる危険な行為ということで有罪判決ということだそうだ。どうやって飲ませたかまでは書いていない。
事情はよくわからないが、赤ちゃんは入院中で、血液を飲ませて体調に異変が起こったら高度な医療を受けられるんではないかと思ったとか書いてある。宗教的な理由なのかなと思っていたのでちょっとびっくりした。牛とかスッポンの血を飲んで体調がよくなるという話をきいたことは、このお母さんはなかったのかな。
それと全く話は変わるが、28年前、こんな私も息子を一人産んでいる。当初、母乳をうまく飲ませられなくて難儀した。こっちも授乳初心者であるし、息子もおっぱい初心者。とにかく吸い付かれると痛い。激痛が走る。乳首の形状の問題もあったのだろう、とうとう乳首が切れて出血。息子の口からあごにかけては血に染まっていた。保健師さんかだれかに「お母さん、痛いと思うけどがんばってね」と、血液入り母乳も認可されていたような気がする。徐々に乳首の皮が強靱になって、息子の飲み方も上達して痛み無く授乳できるまで一ヶ月ぐらいはかかったかなー。死ぬかと思たわー。私は暴行罪で有罪にはなっていないのだが、他のことではもっとひどいことしたと思うな。頭にきて蹴ってもうたことあるしな。とりあえずうちの息子は現在わりと健康である。
余談 乳っていうのは、古来「ち」と読む。語源は「血」。医学的に見ても乳は血液から作らる。のだそうだ。