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転換期には”自分”になれる場所が大切だ。〜転換期の過ごし方〜

こんにちは、U-Discoveryの中村です。

私はキャリアコンサルタントという仕事柄、人生の「転換期」の方と多くお話をする機会があります。

転換期というのはわかりやすく、転職、副業、起業、移住などの変化を伴う場合もありますが、目に見えない内面の変化の場合もあります。
(両方の場合もありますが)

このように、自分の中の何かが変わるとき、自分の役割や属性を置いて素に近い自分になれる関係性って大事だなと最近改めて思っています。
(そして最近私自身も転換期だなと感じていることもあり)

■転換期にはまず今まで所属していたものへの違和感と孤独感が生まれる

まず、転換期には、今までの自分を批判的に見るという心の動きが出てきます。そのため、今まで所属していた職場、友達、サークル、自分の肩書きなどに言い知れぬ違和感が出てきます。

「自分はこのままではいけない気がする」「なんだか、今までは同じ仕事を頑張れていたのに力が入らない」といった感覚です。

それと同時に、今まで所属して安心していた、無意識に包み込んでくれていたものを否定する感覚がつきまとい、さらにシンプルに周囲と話が合わないことも多くなってきて、なんとも言えぬ孤独感に襲われるようになってきます。

■新しい”自分”がなんなのか探りたくなる

こういった違和感や孤独感に付きまとわれながら過ごしていると、
「では、新しい自分とはなんなのか?何をしたいのか?どう生きたいのか?」ということを探求し始めるようになってきます。

この探求では、
今自分が何を求めているのか、
新しい自分が興味があるのことはなんなのか?
自分の中の小さな声を聴いて出てきたものを実行して、
しっくりくるのか?違うのか?言葉に出して内省するプロセスが大事になってきます。

■”自分”を探るには安心できる他人の存在が大切。

この新しい自分を探るプロセスはちょっとやっかいです。

新しいことをやってみるということ自体ただでさえパワーがかかるのに、自分のアイデンティティが揺らいでいて心が不安定になっているときなので、繊細になってしまっている。

つまり、いざ探求に踏み出して、新しいことにチャレンジしても、思っていたのと違ったり、いきなり手厳しいフィードバックを受けると、出鼻をくじかれて終わってしまう可能性が高いのです。

そのため、新しい自分を探るプロセスの特に初めの方は安心できる環境で実行することが大切だと思います。

例えば、今の時代たくさんのコミュニティがあるので、なるべく利害関係のない趣味や価値観が合うなんらかのコミュニティに入ってグループの中で探求するのもいいですし、フィーリングの合うコーチやカウンセラーなど1対1の関係でもいいと思います。

グループでの探求は、さまざまな価値観の中で行われるため自分の特性との健全な比較ができて、まずはざっくり方向性をつかむのにおすすめです。
さらに、方向性が見えて、副(複)業など自分で何かプロジェクトをやってみたいと思ったらそのモニターだったりアイディア出しに付き合ってもらうこともできます。

1対1の関係は、ゆっくりと言語化や内省ができるので、転換期の始まりたてで頭の中がカオスすぎる状態のときや、逆にある程度色々と実行してみて自分のなかでさまざまな体験が集まってきたときに、改めて言語化するときにおすすめです。
転換期は定期的にカオスになるので、興味のある方は月一など定期的にセッション(面談)を受けるのもおすすめです。

このようにしてまずは安心できる他者を伴って、この揺らいでいる状態を一緒に旅するのが転換期を乗り切るためのポイントだと思います。

なので自分は今転換期かも?という方はまずは、色々な人に会ってみて安心できそうな他者を探してみるというところからはじめてみてはいかがでしょうか?

かくいう私も去年くらいから転換期を自覚し始めて、ヤドカリが別の貝殻を探すように今までのコミュニティに感謝しつつも(完全に離れるわけではない)新しいコミュニティやコーチを探してじわじわ移動して、今安心できるコミュニティで色々探求を実行させてもらっています。

ちなみに最近お世話になっているコミュニティも載せておきます^^

・LikeBar | "好奇心で世界を拡げる

・旅好きフリーランスのコミュニティ

あとはちゃっかり自分が運営側のコミュニティ
・新城WORK


そうそう、転換期といえば、キャリア理論の中でも特に私の好きなウィリアム・ブリッジズ「トランジション」理論というものがあるのでまた別の機会に書いてみたいと思います。


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