文袋新作 火焔土器
この一か月は帯地着物地をなんとかするぞ!月間で、今日のイベント、be-京都さんでの町家手づくり百貨店に向けて、手ぬぐいを封印して、きっちり真面目な文袋ばかりつくってきたんだけど、
たくさん作ってくると、なんだかそれがつまらなくなってきて、もっとくすっとなるような愉快なのをつくりたくなって、手ぬぐいを引っ張り出してきたわけ。
これは火焔土器。岡本太郎が絶賛した縄文のエネルギー❣️爆発じゃ‼️などと独り言言いながらニヤニヤしながら作ったわけ。
マチが大きな文袋なので、ちょっと、工夫。取り外しできるカバーみたいなのをくっつけたわけ。中の布がサテンだったりするから、縄文との落差に苦笑する。
SNSで、これなんだと思う?って聞いたら、一発であたったひとがいて、たぶん同じものをすきなひとなんだと思った。
シーサーとか、御輿の上の部分だけという答えもあって、それはそれで面白いなと思う。目の前のものから思いが広がっていくってかんじはいいな。
これはこうである!という公式を超えて、そうではなくてもいいし、まるで違うものであってもいいしというフレキシブルな感覚はたのしい。
およそ芸術なるものはそういうことを内包してるほうが豊かだな。
精密な再現も芸術だし、これはなんだ⁉️と言わせるぶっ飛びもまた芸術なのだ、と。
火焔土器はそういう思いも運んでくる。
ま、いつものように、あした売れる予感はしませんが。
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