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名前を付ける。
名前を付けることは愛することだ
と書いていたのは寺山修司。
遠い昔の新聞広告のその一行をいまだに覚えている。寿限無もそうだよな。
名付けることは、さちを願うことだな。
どんな小径にも名をつけたのは
赤毛のアン。
この世界が素敵で満ちていると
感じられる名前。
まあそんな、大袈裟に
カッコつけることではないけど
文袋には、名前を付けるようにしている。
せっかく出来たもの
産声をあげたのなら
名をつけよう。
文袋に手ぬぐいを使えば
だいたいその手ぬぐいの柄の路線なんだけど
オーソドックスな着物地は、ときどき困る。
生地や模様や色合いで決めたりするが
それはなんだかつまらない。
でまあ、ひらめくままに付けてしまう。画像のキャプションのような感じ。
種明かしをすればそんなもんだが
そのひらめきが
ときどきクリティカルヒットになる。
それはいい感じ。
さてもこの新作
これになんと名をつけようか?ひらめいたのは「あらあらかしこ」だった。
なんじゃそれは?となれば大成功❣️
少々クラシカルで、育ちよく、それでいて、面白がり屋のご婦人が去りゆくとき、ほほえみながら振り返って言う感じ。
そう言う方のお手元に、と願ったりしている。
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