五月に
五月はいつだってお賑やかに始まる。
そして
あれよあれよと浮かれた日が過ぎると
吹き込む爽やかな風の中で
暮らしのどこかにぽっかり空いている穴に気づく。
またまた、ええ年して、なんやねん?
と苦笑し、自分にツッコミを入れながらも
いつものように、その穴にはまりこんでしまう。
誰かのための時間に疲れた自分が
背中丸めてうずくまって
その穴の中で「ひとり」に浸る。
そして
なにもない時間にため息をつく。
年寄りなのに幼稚で、わがままだからさ。
自意識と自己顕示に掻き回されながら
最後の最後で、臆病な根性無しだからさ。
自分のこと嫌いじゃないのに
自分の欠点見つけるのがうまい。
でも
それを次には繋げないから
またおんなじ道筋。
とりあえずは
抜け出さんといかんね。
読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️