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文袋の行く末
大阪にやってきたボーッとさんが言いました。
「売れないからと言って安くしちゃダメよ!
あなたが死んだら、息子たちがそれを売りに行けば、お金になるんだから、遺産よ!」
おおー、そういえばそうだな、と、それを家族に告げると
息子1は
「僕は、形見分けとして、お友達にもらってもらおうと思ってたよ」
と言う。
息子2は
「いや、そういう営業能力があるかどうか」
と口籠る。
そしておとうは言ってのける。
「いや、それは売れないと思うよ。僕なら全部捨てるよ」
ううむ。どうやらみんな迷惑らしい。どうしたものやら。
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