文袋新作「行脚」
5月の町家手づくり百貨展のイベントには
「祈ること願うこと」と題して
疫病や戦い、喪失や悲嘆の日々に
なにかしら寄り添える文袋を作ろうと
企画していたのですが
思いがけずギックリ腰となり
思い描いていたようには
仕上がらないので
6月へまたがって、2ヶ月続きの
入魂の企画とするとことにしました。
といっても、beー京都さんでの展示は
実質は二日間だけですが。苦笑
この画像は僧侶の行脚の姿です。
鎌倉のコトリという文具屋さんで求めた
北鎌倉の井上禅定いうかたの手ぬぐいでした。
ずっとしまってあったのですが、
時を経てこんなかたちで
お披露目できてよかったです。
僧侶たちが行脚する姿に
雪の降る中、東北の震災跡をまわられた
青い法衣を纏った僧侶の姿が重なります。
その鎮魂の祈りの姿には
今も心が震えます。
この僧侶たちの背景になっている布は
木村ペケ氏の直描きの布です。
たいせつにされていたかたから
譲り受けました。
病い平癒の願いも込めて作りました。
読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️