会えてよかった!
高校三年生のクラス担任であり
現代国語の先生でもあった
山本万理先生の書作展が
京都文化博物館で開催され
最終日に同窓の有志が数人集まった。
先生は昨年ご主人を亡くされたのだが
書作にむかうことで、
心の安定を得られるようになられたそうだ。
会場に展示されたたくさんの作品と
お元気そうな姿にこちらが励まされる。
集まったクラスメートたちも
ずいぶん痩せてしまっていたり
病気を抱えていたり
配偶者を亡くしたりしていた。
伝え聞く友人たちの消息も
ガンで亡くなったとか
介護疲れで、気落ちしてるらしいとか
人生で一番老いている日々の現実を知らされる。
だから、いつ何が起っても不思議はないから
会えるときに会っておこうとみなが言う。
あえてよかった!を増やしていこう。
だれが出世したの
だれが金持ちになったの、
なんてどうでもいいから
今を生きて、懐かしい顔を見て
笑い合えれば、それがしあわせ、なのだ、と。
読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️