京都文袋7号 猛禽
それを見つけたのは世田谷のボロ市でした。アンティークとはいえ、正にボロ、くたびれて薄汚れて、どこそこ穴が開いた、袋のような形状をしたちょっとかなしいようなものでした。
でも、その布にいたのは鋭い目と嘴をもつ猛禽でした。くすんだ色合いのなかで、ぐっと獲物を睨む姿をカッコいいと思いました。
この猛禽をどうしたら生かせるのかとずっと思案してましたが、こんな形にしてみました。
猛禽を閉じ込める、そんな感じです。
藍色の縞模様の布は袋の裏布でした。渋くてやはり相性がいいようです。
中はインド更紗の布です。ここにも猛禽、閉じ込めました。羽も。
サイズは6号と同じです。
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