建築家の言葉から生き方を学ぶ
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散らかりがあるところでは
価値あるものさえも価値を失う。
ありすぎるところはに目立つものはない。
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これはある建築家の言葉だけれど
建築に限ったことではないのかもしれない。
なにも持っていない
全てを手放した状態にこそ
自分が本当に持っている価値が見えてくるのかも。
less is more.
simple is best.
今あるものに意識を向けたら
抱えすぎていることに気づくことも
あるかもしれない。
色んなセミナーや講座に参加して
色んな人の考え方や手技を学んだけど
結局、そこで得た知識量が多すぎて活かせていないとか
テレビやネットからの情報が多すぎて
何を信じたらいいか分からなくなったり。
整頓されたお店で見たカップは美しかったのに
雑然とした自宅のキッチンでは
そのカップが全然美しく見えない、とか。
店先のお花が可愛くてお店に入ったら
お花の種類があたくさんあり過ぎて
結局どの花に心ときめくのかが分からなくなって
何も買わずに店を出てしまうような。
頭の中が思考でごちゃごちゃしている、とか
物で溢れているような状態は
本当に大切にしたいことが
見えにくくなってしまう気がする。
ただ、個人的にはやっぱり
インプットは楽しいし
それがあるから心が豊かになるのも確か。
だから、ここを通った後に
必要なものとそうで無いものを精査する、、、
っていうのが私には合っているのかも。
自分の内側が散らかっていないか、、、
自分の長所や豊かさが
見えなくなっていないか、、、
今、抱えようとしているものは
自分にとって本当に必要なものなのか?
抱えたことでむしろ、自分の価値が
分からなくなるようなものではないか?
自分にとって抱える価値のあるもの。
それは、大切だと思えたり
信じたいと思えるかどうか、だったり
それがあることで人生が
豊かになるかどうか??
取捨選択の判断基準は、きっとそこにある。
物も思考も
“ ありすぎて、散らかる ”
ことのないように生きていきたいな。