肝臓病の手当て
食事法
玄米食がなんといっても1番の薬です。肝臓に良いイノシトールやガンマーオリザノールなどの成分が玄米には多いのです。すりごまをかけてよく噛んで食べること。よく噛むことによって大食の習慣や短気から救われます。自然の食べ物を好んでいただき、肝臓を疲労させる食品添加物入りの加工食品、薬品などを避け、よく噛んで少食にすることが何よりの薬です。1日でも2日でも絶食して肝臓を休ませるのは大変良いことです。2食主義、朝抜きなどは肝臓の疲労を取るので大変助けになります。
主食は玄米ご飯、玄米はとむぎご飯、玄米あずきご飯、玄米胚芽、玄米餅、きび、あわ、そばなど良い。ご飯にはすりごまをたっぷりかけてよく噛んで食べること。
副食はにんじんの油炒めなど、にんじんを使った料理、大根おろし、らっきょう、セロリ、パセリ、ねぎ、ゆりね、とろろ芋、その他の野菜、たんぽぽの佃煮、たんぽぽの根のきんぴら、ふきのとうの佃煮、よもぎのたくさん入った玄米餅、しじみ、白身の魚、小魚、鯉こく、大豆、黒豆、あずき、梅干、大豆製品、麩、 グルテンミート、海藻、かぼちゃ、トマト、くず、などは良い。セロリ、しいたけはメチオニンが多いので少しずつ食べると良い。ニンニクは胆汁の分泌を助けるので、玉ねぎのみじん切りとともに油でよく炒めるとおいしい出汁になりますが、これを炒め物スープ味噌汁に使うと良い。
食薬
エゾウコギエキス、梅肉エキス、命泉、酵素、食用ふのり、を毎日食べる。またさらしなしょうまと言う、山に自生する薬草があります。これは昔から解毒剤として使われていた薬草ですが、これを煎じて飲んで肝硬変が治ったと言う例があります。
黄疸や胆石のある人はケツメイシ15グラム、クコ4グラム、琵琶の葉10グラムの割合で入れ、3合の水で半分に煎じ1日中にすると肝臓を一切に有効です。その他肝臓がんを参照してください。
禁するもの
肉類、脂っこい赤身の魚、白砂糖、砂糖入りの加工食品(黒砂糖、蜂蜜少々なら良い)、アルコール類、刺激物一切、酢の物(梅酢、自然醸造子なら良い)食品添加物入りの加工食品