急性胃腸カタル
急に吐いたり下したりするのは、胃腸カタル。胃のところが時々差し込むように、ひどく痛むのは胃痙攣です
胃腸病はまず腰を温めることです。しかし、盲腸炎と急性腹膜炎は温めるといけません。ひどく差し込んで腹が太鼓のように膨れて痛むのは急性腹膜炎かもしれませんので、早く医者に診てもらうことです。
夜中だったり、医者が遠かったりで手当ての方法がわからない時は半紙を水に濡らして腹胸一面に貼ります。すると病気のあるところは先に乾くのですぐわかります。盲腸炎なら盲腸部がすぐ湯を立てて乾きます。これで病気がわかったら、それぞれの病気の手当てをすれば良いのです。
一般的な容体
急性胃カタルは胃がシクシク痛み出して食べたり歩いたりすると強く痛みます。口が渇き吐き気があって、子供は大抵吐くのは普通です。急性腸カタルの場合は下腹が痛みお腹がゴロゴロなり下痢をしますからすぐわかります。たいてい熱が出ますが、子供は必ず高熱を出します。便通の後で鼻汁のような粘膜便を出します この病気を慢性化させますと、生涯病弱になり、重大なマイナスを作りますから、早いうちに気をつけて直すことです
なんといっても、梅肉エキスを飲ませるのが1番です。子供はすぐ手当てをしないと進行が早いので、梅肉エキスはいつも手元に置いておくことです。
手当法
この3つの病気でお腹が ひどく痛み出したらすぐ痛むところにからしの湿布をしてピリピリしてきたらすぐ取り少し休んでから生姜湿布をして温めます。しかし腸カタルでジワジワ痛むのなら、からしはしなくて良くすぐ生姜湿布で良いのです。激しく痛む時はすぐからし湿布をしてください。