胃拡張と胃下垂の食事法

主食は半つきご飯、玄米ご飯、黒パン、胚芽赤飯(半つき、または玄米のもち米で作ったものが良い)、粟飯、ひえ飯(玄米や半つき米に混ぜて炊く)などを主食としこれにすりごまをたくさんかけてよく噛んで食べる。黒パンはトーストにして、ごまペーストを漬け、少々は蜂蜜をつけて食べると良い。

副食は味噌汁、ゆりね、ネギ、わかめ、玉ねぎ、ニラ、のびるなどのネギ類が良い。かぼちゃ、自然薯, 昆布、にんじん、ごぼう、レンコン、小魚、白身の魚、大豆製品、お麩、グルテンミート。この種の病人はあまり神経を使いすぎてあれはいけないこれは悪いと。流動食ばかり食べると逆療法となり、病気は決して治りません。むしろ硬いものをよく噛んで、口の中でドロドロにして食べた方が良い。 よく噛むとホルモンもよく出る。脳も刺激され、自律神経もよく働くので、胃の抵抗力もついてきて丈夫になります。食品も努めて幅広く取るよう良いものの中でもいろいろ工夫して生活すると良い。副食を摂りすぎないよう注意します。いつもよく噛んで腹八分目です。

飲み物は水分はなるべく少ない方がよく喉が乾いたら。食間にがぶ飲みしないで、口の中で唾液を混ぜるようにして飲む。玄米茶、山の晩茶と麦茶、ケツメイシとゲンノショウコを煎じて飲む。なづなを乾燥させたものを煎じて飲むとも良い。

禁するもの
 肉類、貝類、赤身の魚、果物の過食、特にバナナパインなど熱帯産のものはいけない。甘いもの、砂糖、茄子、甘い飲み物、アルコール類、タバコ、アイスクリーム、氷菓子、酢の物、市販のマヨネーズ、ソース類、その他不自然な食品添加物、加工食品一切、粥、湯茶の大飲、熱い風呂や長湯(お風呂は腰湯が良い)

注意
勤めて腹八分目。もう少し欲しいなぁと思うところでやめる。あまり食べ物を極端に制限しすぎないこと。よく噛んで食べてみて良いようなら過食にならないよう少量ずつ食べること。梅肉エキスを朝晩空腹時に飲むのは良い。梅干しを朝晩1個ずつ食べるのも良い。

食薬
エゾウコギエキス、梅肉エキス、酵素、命泉

いいなと思ったら応援しよう!