不器用人間が推しぬいを作る 作成編
前回の記事「不器用人間が推しぬいを作る 準備編」の続きです。
なお、前回の記事はこちら。
作り方は「てづくり推しぬいBOOK」に従いました。型紙も「てづくり推しぬいBOOK」の小サイズ。本ではナイレックス用となっていますが、ソフトボアでも問題なく作れるとのことで私はソフトボアで作りました。
この記事を書く前に顔と後頭部&襟足は仕上げてしまったので、作業途中の画像はありません。型紙通りに切って縫ってるだけです。
できたものがこちら。
概ねちゃんとできていますが、2点ほどミスをしています。
耳の型紙サイズを間違えた
今回のぬいの耳は「てづくり推しぬいBOOK」のエルフ耳の型紙を使用しているのですが、縮小して使用しなければならないところを原寸大で作って縫い付けてしまいました。どうりで耳が妙に大きいわけだよ……。
仕方ないので、縫い付けた状態で外周をチョキチョキ切って形を整えました。綿詰め口を縫いすぎた
ぬいを組み立てた後に綿を詰めるために縫わずに開けておく場所が後頭部にあるのですが、想定より縫いすぎて綿詰め口がやや狭くなってしまいました。
と言っても許容範囲だったので糸は解かず、狭いまま作業続行しました。
耳は元のイラストには描かれていない(見えない)のですが、ぬいにするにあたり付けることにしました。耳の型紙はヤギの耳が「てづくり推しぬいBOOK」のエルフ耳と似ていたのでそれを使用。
また、襟足は元のイラストで正面からちょっとだけ見えているので、それを目指してぬいにしたときも正面からちらっと見えるようなデザインにしました。
あとこだわったのは頭の上にある苗木(アホ毛?)みたいな部分。ここはイラストを見ながら型紙を作りました。大きすぎると苗木に寄生されてるみたいな感じになるし、小さすぎると目立たなくて付けてる意味ないし……と悩みつつ、いい感じの大きさを模索してこの大きさになりました。
顔周りは一旦置いておいて、次は後頭部とあご、体を合体させます。
まち針を買ってあったのですが、指に刺さるのが嫌すぎて代わりにクリップを使っています。使用感に特に問題はありませんでした。
今までは顔周りを縫っていただけだったので「おまんじゅう」を作っているような気分でしたが、体を作ることで一気に「ぬいぐるみ」感が出てきました。
ちなみに、前回の準備編には書いていないのですが諸々あって「ぬいのボディテンプレート(S)」を入手したので、あごと体はテンプレートを使用して布に型紙をうつしています。流石に商品として売っているだけあり、布に型紙を書くのがとても楽でした。
遂に顔を合体させます。
裏返ってますが、いよいよ「ぬいぐるみ」って感じです。
引き続きクリップで挟んでいるので、何かの罰ゲームを受けているようですね。
縫い終わりました。
この時点で結構達成感があります。
この後は鉗子を使用して綿詰め口からぬいを表側にひっくり返します。(鉗子は元々持っていたので準備編には書いていませんが、ぬいをひっくり返したり綿を詰めたりするのに必須だと思います)
ウオオオオオオ!!!!!
ぬいだ!!ぬいができた!!!
ずっと裏返った姿ばかり見てきていたので、めちゃくちゃテンション上がりました。
ちなみにお腹の部分にお尻みたいな窪みができていますがたまたまです。
表にした後は綿を詰める前に「ぬいスケルトン」(骨)を入れます。結構しっかりした骨なのでちゃんと体に入るか不安でしたが、やや無理をさせつつ力づくで入れました。入れるときは結構力がいるので、縫った糸が切れないように注意した方がいいかも?(本のとおりに縫っていれば多分大丈夫だけど)
骨を入れた後は綿を詰めていきます。ちょっと詰めすぎるくらい入れた方がいいと聞いていたので、顔にも体にももりもり入れていきました。
そしてできたのがこちら。
ぎゃーーーーーー!!!!!
かわいい〜〜〜!!!!!
かわいいムチムチ坊主ちゃんができました……。
「いのち」感がすごい。私の手で生み出した「いのち」……愛おしい……。
ひとまず、今できているのはここまでです。
次回「完成編」にて前髪を付けて完成した姿をお披露目します。
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