1.設定③イメージ 自分にあった住まい探しロードマップ
③イメージ
あなたにとって、住まいとは何ですか?
「住まいを探すうえで、これだけは外せないポイント上位3つをあげるならなんですか?」
「今お住まいの家でのお気に入り、または、気になることはなんですか?」
実際の内見時のやり取りで状況により、なげかける質問です。
これに対してしばらく考えてくださった結果、
「そんなこと言われても、ていうか、そんなこと考えたことも、これまで言われたこともないし…」
という反応を多く頂きました。
その他、1つ、2つはでてきました。3つ目は「…」、
「お母さんはこう思うの」など、
ご家族様のご意見をいただくケースもありました。
なぜ、冒頭の質問をするようになったかというと、
実はこれまで出会ってきた方々から、
以前住んでいたお住まいの体験談として
ご入居後に即、違和感を感じ、
不快に感じる方のお話をよく伺っていたからです。
当初は私もお話を聞くで終わっていました。
が、次第に「なんでだろう?」と疑問を持つようになりました。
そして時をみて質問をしてみました。
結果、皆様の反応を私なりに分析したところ、
「自分のニーズがぼんやりしている」
「自分のニーズのようで外部、他者からの意見で判断しているケース」
ということに課題がありそうだと気づきました。
ここでお伝えしたいことは、様々なお答えの反応に対して、答え方や内容についてどれが正しい、3つ即答できたから良い、悪いということではありません。もちろん、現時点でご自身が満足しているのであれば問題ございません。
大切なことは、「本当の自分のニーズを自分で把握しているか?」ということです。これを実際の内見前に把握していることで、その後の選択、判断もスムーズかと思われます。
ということで、自分にあった住まいと出会いたい、自分のニーズ把握に関心のある方は、以下、イメージをあげていくことへお進みください。
イメージをあげるステップ
①ノートまたは、A4用紙に 2分以内で 下記問いについて
自由に思いつくまま、言葉を書き出し、その理由も書きだしてみましょう。
Q1:理想の住まいに必要なことは?
例:日当たり
→理由:太陽を浴びてリフレッシュしたいから
Q2:住まいで何をしている時間が多い?
Q3:住まいでどんなことをしていたい?
Q4:今住んでいる、住んでいたお住まいでのお気に入りは、なに?
Q5:今住んでいる、住んでいたお住まいでの気になることは、なに?
Q6:なぜ、そこに住んでいるのか?住むのか?
Q7:どうやって探す?出会う?
Q8:予算設定はどのくらい?
Q9:住まいを探すうえで、これだけは外せないポイント上位3つはなに?
いかがでしたか?
2分としたのは、
・手軽にやる
・考えて出すというより、
すでに今、自分の中にあることをアウトプットするイメージ
を主にしたからです。
書き出したものを客観的にみること、
書いたことに対して「なんで?」と問うことで
深堀りもできるかと思います。
この他、自分の中からでてきた問いも書き出していくことを
おすすめします。
その他、
・同じ問いを日を変えてやる
・書き出したことをもとに、ご自身のペースで様々な角度からみていく
ことも、おすすめです。
はじめは、言葉がでてこないということもあるかもしれません。
そんなときは、焦らなくて大丈夫です。
使っていなかった筋肉をほぐすのと同じで、
次第に慣れてくることと思います。
書く前後で、小さくてもなにか変化していることと思います。
自分のニーズ、イメージとの出会いが楽しみですね。
その先には自分の理想の住まいとの出会いにつながることと思います。
自分のニーズを知ることは、自分を知る作業にもつながると思います。
どうしたい?を自身で問うことで、自然と自分なりの「心を潤す」住まい、場所に出会えることと思います。毎日過ごす場所だから、自分にあった住まいをぜひ、みつけてほしいです。
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「人と住まいも一期一会」
今ある暮らしの先は未来へとつながっている
人生の一瞬一瞬という時(とき)を過ごす住まい
どんな空間で
どんな時間を
あなたという人間を
どう活かすか
自分に問いかける
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それぞれの「間」になにを取り入れ、かけあわせるのか。
自分にあった住まいとの一期一会、楽しみですね。
おわりに
実は住まいに限らず、自分で選んでいたようで、選ばされていたなんてことは社会には多くあります。
私自身も「選ばされていた」を知った時、衝撃をうけました。
朝起きてから寝るまで
日々時間に追われ、膨大な情報と生活の営みのなかで
すごしていると自分のニーズが薄まってしまう、忘れてしまう、流されてしまうこともあるかもしれません。
定期的に自分への問いをかかげることは自分で自分を満たすことにつながると気づいてから大切にしています。
楽しみながら、イメージを書き出してみてくださいね。
尚、住まいのほかにも活かせます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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