自閉症の息子と2人でキャンプ【7泊目】

2020年12月の話

冬休みは非常事態宣言で帰省が無くなったので、キャンプに行くことにしました。帰省しても、キャンプに行くと思いますが。。

場所は、南伊豆町の「ぼっちの森」キャンプ場です。出来たばかりで、それほど知られていないのか直前でも空きがありました。

サイトは、広場のウッドデッキと迷いましたが、独立性の高い「Lサイト」を予約しました。

今回は、東海岸をまわって下田を通って南伊豆へ向かうことに。
途中で、キンメダイを買って、豪快に炭火で焼きたかったのですが、キンメダイは大きくなるにつれ指数関数的に高くなるので、貧乏性の私は土産物屋で買うのを諦めました。

下田のスーパーでは、小ぶりのキンメダイの干物が2枚で460円だったので、思わず買ってしまいます。

キャンプ前に疲れさせる運動は、「タライ岬遊歩道」というところ歩かせました。

磯でも歩きました。天気悪いですが、伊豆大島が見えます。

キャンプ場のシャワーは工事中とのことだったので、キャンプ場入りする前に温泉に入ると決め、息子にも「温泉行くよ」と告げていました。

前もって、キャンプ場近くの2件の温泉を調べていました。

とりあえず、安い方の「みなと湯」さんに行ったところ、なんと定休日でした。息子に、「ここやってないので、別のところ行くよ」と伝えます。息子は、ちょっと不安な様子で、

「温泉行くよ！」と主張します。

私「大丈夫、別のところ行くから」

次に、若干豪華な「下賀茂温泉 銀の湯会館」へ向かいます。ちょっと高いけど、こっちでもいいかって感じです。

行ってみると、なんとなんと、ここも定休日でした、、マジか、、
同じ地域で同時に休むなよ～と思いつつ息子が納得するか不安でした。
息子は、お風呂が大好きなのです。

私「ごめん、ここも休みやわ」
息子「温泉いくよ！」

私「温泉今日お休みやって」
息子「温泉入るよ！」

私「今日、温泉休み！」
息子「温泉入るよ！」

私「・・・・」
息子「温泉行くよ！」×10
息子「温泉入るよ！」×10

すまぬ、、、、
しばらく収まりませんでした。

さて、気を取り直してキャンプ場入りしました。
原付でサイトまで案内して頂きました。

サイトはこじんまりしていて、2人にはちょうど良い大きさでした。
今回、大きな心配事がありました。翌朝、大雨予報なのです。

タープを持っていないので、ブルーシートを張ってみましたが、大雨だと意味無いなーって感じです。

冬にもかかわらず、南伊豆特有の生暖かい感じで、ビールも普通に飲める気温でした。帽子とネックウォーマーを忘れてしまいましたが、全く問題ありません。

夕食は、キンメダイを焼いて、

鶏肉と野菜を焼いて、

餃子入りのキムチ鍋でしめました。

美味いか？

夜は、翌朝の大雨に備えて早めに寝ました。

私は、4時に起きて雨雲レーダーとにらめっこ。どう見ても、朝6時ぐらいに大雨になります。キャンプ場の道はぬかるむと脱出できない可能性もあります。

雨の前に撤収する決断をしました。

息子が寝てる間に、朝食のラーメンを作る道具とテント以外はフライシートも含めてすべて片付けました。30分前ぐらいに子供を起こし、ラーメンを食べさせ、洗い物をしました。道具をすべて車に積み込んだぐらいに、レーダー通り雨が降り始めました。その後、かなりの豪雨になりました。

まだ、真っ暗でしたが、キャンプ場を後にしました。
他のキャンパーは誰も起きて活動していなかったので、この豪雨の中どうやって片付けるんだろうと心配になりました。

下田の道の駅でちょっと休んだ後、昨日から入っていない温泉に行きます。河津町の「今井浜温泉 舟戸の番屋 露天風呂」へ向かいました。

営業開始時間と同時に行ったので、貸し切り状態です。値段も300円と安いです。

ざっぱ～ん！　雨と波が最高です！

満足か？
しばらくすると、雨もおさまってきました。

悪天候の中の温泉もなかなか良いものです。

そして、ゆっくり伊豆の東海岸を通って家に帰りました。

そろそろネタ切れです。。