自閉症の息子と2人でキャンプ【1泊目①】
2018年7月の話
我が家の一人息子(当時小6)は、A2判定の発達障害(自閉症)で養護学校に通っています。
私はアウトドアが好きで、結婚する前から子供と釣りやキャンプに行くことを夢見ていました。
息子は、3歳ぐらいで、自閉症と判明。
小5頃までは、超多動で落ち着きゼロ。
小6の時点で、学校で何をしたとかは、家で聞いても言えない状態。
会話は、どっちがいい?を答える程度。要求はかなりする。
あいうえおは、一文字づつ読めるぐらい。
お風呂も、歯磨きも、お尻ふきも、一人では無理。将来出来る想像が出来ない。。
食事をひっくり返す癖があったり、100回ぐらい同じことを聞いたり、放課後デイサービスから脱走して警察沙汰になったり、、、キャンプに連れて行けるとは1ミリも思いませんでした。。
そんな息子も、年齢が上がるにつれ徐々に落ち着いてきました。
これは、ついにキャンプにいけるのではと思い、挑戦してみることにしました!!!
(妻の許可をもらった話はとりあえず省略します。)
ちなみに、私はキャンプ好きだけど、すでに10年ほどキャンプから遠ざかっていました。また、山や外国のなんでもできるところでのキャンプ経験は多いですが、ちゃんとしたキャンプ場に泊まったことはありませんでした。キャンプ場のルールや周りの目が気になります。
さすがに自閉っ子を連れて行くのにワイルド過ぎるとダメなので、オートキャンプ場を調べて、足りないものを購入しました。
・折りたたみ椅子×2
・ローテーブル
・焚き火台(Snow PeakのSサイズ)
あまり道具が多いキャンプは性に合わないので、これぐらいにして、あとは学生時代にそろえた、寝袋やコッヘルを使うことにしました。タープは持っていません。
場所は、いろいろ調べましたが、富士山麓にある本栖湖湖畔の「SUMIKA CAMP FIELD」のフリーサイトに決めました。料金は2人で4000円(当時)でした。
(つづく)