自閉症の息子と登山【鋸山】
自閉症の息子と行くアウトドアを書いています。
家族と長めの登山に挑戦したかったのですが、あいにく休みが取れる日の天気は午後から雨でした。そこで、短時間で登れる山を探したところ、千葉県の鋸山(のこぎりやま)となりました。
早朝、自宅を出発して、9時ぐらいから登山開始しました。
コースは鋸山観光案内にあった「鋸山登山家コース」に沿って歩きました。
距離は往復3.85kmです。
鋸山は、房州石の産地として有名なようで、江戸時代中期から大正時代ぐらいまで石材が切り出されてきたそうです。
妻には、ちょっと登るだけだから大したこと無いと伝えていましたが、まあまあ登りごたえのある低山でした。
車力道とよばれる、かつて石を積んだ荷車が通った道を登っていきます。
轍が残っており、かつての苦労がしのばれます。
子供のころよく拾ったオトシブミ。こういうのを息子に説明したいのですが、理解できないので、代わりに妻に聞いてもらいました。。
石を切り出した急な階段を上って尾根にでます。
あとは、気持ちの良い尾根歩きで鋸山の頂上に至りました。
帰りは、石切り場を見てまわりました。カメラに収まらない圧巻の光景でした。
展望台では、天気が悪かったですが三浦半島が良く見えました。
石の登山道は趣がありますね。
無事下山して、肉屋のコロッケをつまみ、
空いている店で、息子はアジフライを、妻と私はアジ丼をいただきました。
急遽、決めた鋸山でしたが、ちょっとした登山と石切り場を楽しめて、なかなかよい週末となりました。