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自閉症の息子と登山【鳥取大山】

自閉症の息子と行くアウトドアを記録しています。

今回は、家族で初めて日本100名山のひとつ鳥取県の大山(だいせん)に挑戦しました。
息子がちゃんと登って降りてこられるか心配でしたが、比較的短いルートで登山道も整備されているらしいので、なんとか行けるでしょうと考えていました。

8時半頃、登山届を出して出発しました。夏山登山道→行者谷から帰るルートです。

登山道は本当に整備が行き届いており、登りが連続しますが歩きやすかったです。

大山は独立峰なので、尾根に出ると強い風が吹いていました。
やはり、100名山は甘くないです。。

尾根の木道は、風が強く、降る人とのすれ違いで息子が落ちないかヒヤヒヤしました。

心配をよそに、息子のテンションは高く、出発から2時間ほどで、頂上へ到達しました。

頂上でお菓子をほおばって、寒いのですぐに降り始めました。

時折、ガスが抜けて、中海・宍道湖、隠岐の島も見えました。

下りでは、息子が謎の超スローペースになり、後続の人を先に行かさないと気が済まない事象が発生し難儀しました。普段の散歩でもなかなか先頭を歩いてくれず、最後尾を歩こうとします。妻と二人で前後に挟んで歩きたいのですが、なかなかそうはさせてくれませんでした。。

帰り路の行者谷ルートは大正解でした。

往路より立派なブナ林が見られ、登山者も少なかったです。

また、元谷の堰堤からは、崩れかかった大山の北壁が見渡せました。

大神山神社奥宮に近づくにつれ、ブナ林に杉の巨木が混じるようになります。

大山寺の参道は、自然石が敷き詰められた大変趣のある光景でした。

と、私は、1人で感動していましたが、下りで妻の脚が疲れてきたようで、かなりスピードダウンしていました、、。息子は、疲れた様子を見せず、ここではスタスタついて来てくれました。

無事に下山して、帰りは道の駅で「あごカツ丼(トビウオのカツ丼)」を食べて満足そうでした。

妻も息子も初めての100名山でしたが、大きなトラブルなく帰ってこられて良かったです。あまり調子に乗らないように、引き続きちょっとづつ長い登山を目論みたいと思います。

ダイセンオトギリ
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