自閉症の息子と2人でキャンプ【6泊目】
2020年8月の話
南伊豆の同じキャンプ場が3度続いたので、今回は別な場所を探してみました。
人が多いと困るので、不便なキャンプ場で検索すると、静岡県掛川市の「炭焼の杜 明ケ島キャンプ場」がヒットしました。
離合が難しい細い山路を走り、携帯の電波も入らないとのことです。
大小2つのウッドデッキがあり、流れる川も美しそうでした。
たまたま予約サイト見ると、ウッドデッキが空いていたので、小さい方の「半月」を予約することにしました。
禁止事項の中に、スマホでの音楽再生が含まれていました。息子は、スマホの中の写真をスライドショーで音楽を鳴らしながら見るのが好きなので、ダメと言われた時が心配になります。
いつもより長い時間高速を走り、掛川を目指しました。周辺の温泉は、コロナの影響で県外の方お断り状態だったので、今回は温泉をあきらめました。シャワーがあるし、川もあるから問題ないですね。
インターチェンジを降りてから、山路を30分ほど走ります。あらかじめ分かっていたので、それほど山奥感はありませんでした。
チェックインすると、2つあるウッドデッキの大きい方は、予約客がいませんでした。コテージと、ペット可のサイトは他のキャンパーが居ましたが、結構離れており、ウッドデッキ周辺は我々だけとのことでした。
ウッドデッキでキャンプするのは初めてです。デッキは、5本のスギの木の間に設置され、地面よりまあまあ高いです。小さい方の「半月」は、我々親子やカップルにはちょうど良い広さだと思われます。
テントを張って、机とイスを並べてから、下に流れる川に遊びに行きました。息子は、海ではさんざん遊ばせてきましたが、そういえば、川で遊ぶのは初めてかもしれません。おっかなびっくり歩いていました。
この日の下界は、猛暑でしたが、山の中の清流は快適でした。
もちろんビールも冷やしておきました。
BRIMMER BREWING のクラフトビールです。
16時になると管理人さんも帰ってしまい、目が届く範囲には誰もいません。
夕食は、焼き鳥です!
生まれて初めて、串から作りましたが、上手くできました。息子も、沢山食べてくれました。
日が暮れると、人の気配もなく、ちょっと怖いぐらいの闇です。あいにく曇り空で、期待した星空は見えませんでした。
川のせせらぎもあり、息子のスマホは特に気にするほどではありませんでした。スマホより焚き火を見てほしいものです。。
寝る前に施設のシャワーを浴びました。シャワーはヘッドから出るお湯が細すぎて、痛いぐらいでした。シャワーヘッドだけ替えてもらえませんかねえ。。
朝食は、ベーコンとアスパラを焼いて、
フレンチトーストを作りました。
ウッドデッキなので、テントも汚れず片付けが楽でした。
お掃除して帰りました。
やる気あんのか、、
「炭焼の杜 明ケ島キャンプ場」は不便を売りにしていますが、洗い場、シャワーも整っており、かなり快適なキャンプ場だと思います。特に、ウッドデッキは快適すぎて、土の上でのキャンプが出来なくなりそうです。
帰りに、私の趣味で、遠州掛川城に立ち寄り、山之内一豊の気分になってみました。
キャンプ場と違って、下界はめちゃくちゃ暑かったです。