女子高生、令和ロマンの話がしたい Part1
HEY!SAY!年の瀬だね。
皆さん突然だが、先日のM-1グランプリで優勝したマヂカルラブリーのピンク担当、村上氏。正統派漫才師から子供ウケトップへ躍り出た異色のピン芸人、ひょっこりはん。話題急上昇中男女コンビ、ラランド。彼らに共通する特徴を考えてもらいたい。
シンキングタイムスタート‼︎終了‼︎
正解は大学お笑い出身、ということである。
そして今回話題とするコンビ、令和ロマン(旧魔人無骨)もその一端を担っており、個人的注目度No.1の超絶期待大若手芸人なのである。
レディースエーンドジェントルメン、準備はいいかい?此処からは神保町へ心をダイブだぜ!!!!(cv.東京でずにーらんどのナレーションの人)
神保町にいる心たちよ、いきなりで申し訳ないが、刮目して聞いて欲しい。令和ロマンの驚くべき点は芸歴と芸風・実績の不釣り合い加減である。地元の会社の広告みたいだね。でも、これは定期テストの穴埋め各2点問題として適切であり、極めて重要事項なのでもう一度言う。
令和ロマンは芸歴と芸風・実績が釣り合わんのよ!
覚えたかい?
そう、彼らは慶應大学のお笑いサークルでアマチュアとして活動した経験があり、ボケの高比良くるま氏に至っては10個ものコンビを掛け持ちしていたという多少のアドバンテージはあれど、それだけでは辻褄が合わない程の恐らしいコンビだ。
①まず、彼らの大会成績を見てみよう。
・NSC大ライブTOKYO 2018 優勝
(東京吉本23期の卒業ライブ優勝=首席卒業)
・M-1グランプリ2018 準決勝進出
(初のワイルドカード枠で復活)
・第7回NHK新人お笑い大賞 優勝
読者諸君は「え、3個中2個優勝なんすけど?ゲシュタルト崩壊かもしんない。え、え?」ってなっただろう。私もなったもん。
しかしこれは事実として受け止めて頂きたい。
令和ロマンはデビュー3年のお笑い赤ちゃん。にもかかわらずビートルズもずうとるびもびっくりなスタートダッシュを切ったのだ。
これは、大手証券会社の副社長であるツッコミ、松井ケムリ氏のお父様や、間接的恩師、福沢諭吉先生の御力を借りても尚、なし得ない。
そんな優れた実力を令和ロマンが持っていることを著すのに事足りる経歴紹介に幕を閉じる。
②芸風という名の季節風について話すよ。
従来の若手芸人とりわけ漫才師といえば(以下私の偏見含む)
「どぅもーーー!!〇〇と申しまーす!!(自己紹介ギャグ含む)なんっっっでやねん!!もうええわぁ!!!ども、あざましたーー!!」
である。
別に馬鹿にしている訳ではない。とても元気で良いと思う。嫌いじゃない。
では、令和ロマンのつかみを少し見てみよう。
「どうも。お疲れ様でーす。令和ロマンというね、娯楽、でやってるんですけども。言い方によってはね、そうかもしれないですね。」
なんちゅー落ち着き!!!エクスクラメーションマーク少な!!平常心!!
おぎやはぎも称していたが、「笑いを沢山取りにいかない」落ち着き具合は劇場に顔見知りしかいない師匠クラスである。
先述したNHK新人お笑い大会を例として挙げると、くるま氏は親不知爆発で指1本分しか口が開かない顎関節症スタイル(詳しくはURLから)。ケムリ氏は普通に緊張。
圧倒的不利な状態で舞台に上がるが、ネタ中のコント入り前に、
くるま(セット見廻して歩き回りつつ)
「万華鏡やん。」
ケムリ(携帯をいじるジェスチャー)
「はーぁ、めっちゃ女性。」
なんで落ち着けんの?普通コント漫才に役入れるパートは組み込まんのよ?
若手の落ち着きというのは尖りとなり、笑えなくなりがちだが、令和ロマンの場合2人の飄々としたおかしみのある動き、語調により「落ち着きたる落ち着き」を構成できているのである。天性やで。しみじみ。
はい!!!!
全然言い足りないけど疲れることが目に見えていたので敢えてPart1と題名につけたのである。てことで今回は令和ロマンのご紹介、ということで表面のぺらぺらの部分を語った。次回はネタの真髄を語ろう、とたべっ子どうぶつを食んでいるところだ。
ご精読有難う。お疲れ様でした!!
くるまさんの親不知というふざけたURL欄↓