ゆるゆる布おむつ育児②~洗う時間はいつかできる~
今回は「おむつ替え」と「洗う作業」について、私のやり方を紹介します。
①濡れたらとにかくすぐ替える
②うんち用のフタ付きバケツを用意する
③うんちがついたおむつは、できるだけすぐ処理する
④子供が寝静まってから洗う
①濡れたらとにかくすぐ替える
「当たり前でしょ」と思う方もいると思いますが、布おむつがぬれたままでも案外気にしない子もいます。 新生児から1歳までの子供はおしっこの回数が多いし、「今は手が話せないから後でいいや」と思うこともありました。しかし、やっぱり、ぬれたおむつをつけることに慣れさせてしまうのは、赤ちゃんに申し訳ない気持ちになりました。「布おむつがぬれる=不快=替えてほしい」という感覚を育てるために、すぐに替えること。これが大切だと思います。
②うんち用のフタ付きバケツを用意する
うんちのおむつは汚れが他のおむつに移らないようにするためです。ウンチ用とおしっこ用それぞれ別に洗うのは大変でした。私は、お風呂場でおむつを洗ってからトイレまでバケツの汚水を捨てに行くという方法で洗っていました。バケツの汚水は、はじめの2,3回は匂いがきついためトイレに捨てていました。バケツ2つ分だと、6回はトイレを往復しなければいけませんでした。がんばりどころです。
③うんちがついたおむつは、できるだけすぐ処理する
当たり前のことですが放置していると匂いもきつくなるし汚れも落ちにくくなります。すきま時間にすみやかにすませましょう。私は、ウンチのついたおむつをトイレの水でゴシゴシと洗い、汚れが取れてからバケツに入れていました。うんちのおむつ処理ははじめは大変でしたが、慣れてくると日常の一部になりそれほど苦じゃなくなりました。とはいえ、出産直後は大変過ぎて、ぶっちゃけ手抜きしていました…。産後は体力が落ちているしうんちの回数も多いので、うんちが出そうな時間帯だけ紙おむつにしていました。うんちの時間帯は、育児日記をこまめにつけているとだいたいわかります。
④子供が寝静まってから洗う
洗う時間は、赤ちゃんを見ていてくれる人がいない限りできませんでした。おむつ洗いは20~30分くらいはかかるため、お昼寝や夜の就寝後など、まとまった時間がとれた時にすませていました。ときには二日分くらいためてしまう時もあったけど…。就寝後のおむつ洗いは体力的にきつかったですが、これもだんだん慣れてきました。
最後に、布おむつにチャレンジしてみようと思っている方へ一言。布おむつ育児は、チャレンジする前は大変だけど、やってみると案外日常生活の一部になるし、大変な作業だからこそ、やり遂げた後の充実感もありました。 今当時を振り返ってみると、「大変だったけど充実した濃い時間だったなあ」と、部活動で毎日へとへとになるまで練習していた青春時代を振り返るような気持ちです。それから、同居している家族の方から「匂うし洗濯が大変だからやめてほしい」と言われ、思わぬ障害にぶち当たる方もいるかもしれません。ですが、この便利な世の中で布おむつ育児をしようと決心している人は育児にこだわりのある方だと思います。私もそうでした。子育てについて、後から「ああしておけばよかった」と思うくらいなら、行動あるのみです。私は里帰り出産で3カ月程実家にいました。母は布おむつを使ってほしくなかったようで、そんな母の視線を背中で感じながらもこそこそと一人おむつを洗い続けていました。夫も布おむつ育児には協力的ではなかったため、おむつがとれるまでたった一人で続けました。体力が許せばぜひチャレンジしてみてください。