トイレトレーニングのやり方 ~1か月でおむつをはずした私が実践した6つのこと~

 私の娘は現在3歳です。娘は2歳3カ月のときにおむつがはずれました。期間も1カ月くらいで済みました。排尿感覚も、パンツに替えてからいっきに伸び、1日3~4回で済むように。そんな私が考える短期間でのトイトレ成功のポイントは、次の4つです。暖かい時期にはじめる、自己主張の激しくなるイヤイヤ期前にはじめる、一日中ずっとパンツですごす、夜は布おむつ。ちなみに、ここでいう「おむつがはずれた」は「パンツだけで過ごし、トイレかおまるでできた」という意味です。その後1年間は自分から「おしっこ」と言えず、ぎりぎりまで我慢して少しもれてからトイレかおまるでする、というスタイルでした。下着をぬらさずにトイレに行けるようになったのは3歳過ぎてからです。これから、私が大切だと思うトイトレのポイントについて少し掘り下げます。

①暖かい時期にトイレトレーニングを始める

②1か月、ほぼパンツのみで過ごす

③床(絨毯)が濡れることを過剰に気にしない

④公園遊びの時もおむつはつけない

⑤夜は布おむつをつける

⑥おまるも重宝しました


①暖かい時期にトイレトレーニングを始める

 私の娘は6月生まれでした。2歳の誕生日も過ぎた8月末に思い立ってトイレトレーニングを始めました。トイレトレーニングは暖かい時期のほうが手間がかかりません。おもらしした後も、パンツと薄いズボン(スカート)を替えてしまえばおしまい、濡れても寒くありません。

②1か月、ほぼパンツのみで過ごす

 トレーニングパンツは買いませんでした。パンツだとおしっこがたくさん漏れ足を伝ってビチャビチャになり、子供の身体に「漏れると不快→次はきちんと我慢しよう」という感覚を刷り込むきっかけになります。

③床(絨毯)が濡れることを過剰に気にしない

 賃貸の方は抵抗があるかもしれません。シミが残ったら後で困りますよね。しかし…、家の中でじゃんじゃん漏らしたからこそ1か月でオムツがとれたのだと思います。理由は②で説明した理屈と同じです。後始末をきちんとすれば賃貸でも後は残らないと思います。我が家も賃貸、しかも全室絨毯仕様のため後始末は大変でしたが、1年以上経った今でもシミは残っていません(あくまで我が家の場合です)。私は後始末に「セスキ炭酸ソーダ」を水で薄めてスプレーし拭き取っていました。消臭効果があり無臭で使いやすいです。ジョイントマットを敷くのおススメです。

④公園遊びの時もおむつはつけない

 公園遊びの時は必ずお着替えを2,3枚、お着替え用のバスタオル、ビニール袋、替えのサンダルをベビーカーにつんでいました。公園でもらした時はトイレでお着替えします。トイレがない時は、公園のはしっこや木の陰でバスタオルで下半身をくるんでお着替え。人目を気にして広い公園で親子二人だけで遊ぶことが多かったです。子育て仲間と会えないのは孤独でしたが、今だけと割り切りました。

⑤夜は布おむつをつける

 夜もできるだけ布おむつを使っていました。日中も夜もはきものを濡らさないよう身体に覚えさせるためです。その効果があったのか、朝までおむつをぬらさない日が徐々に増えていきました。ちなみに、おむつがはずれてから今まで、夜におねしょをしたのは2回くらいです。今は朝一番でトイレに行きかせます。

⑥おまるも重宝しました

 冒頭でも述べましたが、トイレトレーニングの時期、娘は「おしっこ」と伝えることやトイレサインなどを全くしませんせした。それどころか、もれかけていてもトイレに行くことを拒んでしまいます。おむつがはずれてから1年間くらいはそんな状態でしたので、「間に合わない!」という時はおまるをすぐにあてがっていました。

 最後に一言。実はトイレトレーニングを始めてから3週間目には「もうあきらめて来春から再チャレンジしようかな」と思っていました。「おしっこダダもれ状態」が続いていたからです。それが、さらに1週間たったころ、唐突に自分でトイレやおまるに向かうようになりました。娘の中で何かが変わった瞬間だったのでしょうか。それ以来「ちょぴっともれる」状態は続きましたが「じゃんじゃん漏らす」ことはめったになくなりました。子育てをとおして、「子供の成長は十人十色だな」とお母さんのほとんどが感じていることでしょう。私のやり方でうまくいかない子供さんもいると思います。ですが、トイトレを終わらると、いっきに育児がラクになります。「1ヶ月間だけなら」と腹をくくり、チャレンジしてみることをおススメします。

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