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年賀状は手づくりでないと!?

やっとの思い 選び抜く 年賀状傑作選 ◉書生かるた 「や」

さてさて、そろそろ新しいネタといきましょう!
お正月の松の内、どんど焼きもすみ、1月も後半。
ここまできますと、先生は、そわそわ大忙し。
2月の鈴木家一大イベントである「お餅つき」にむけての準備が始まります。
「お餅つき」については、2月のネタとしてお楽しみに。笑

まずは、年賀状選びから。
いつも、お餅つきには、今年先生のもとに届いた年賀状から、傑作を選び抜いた、「傑作選」が張り出されるのです。
その数120枚。そして、傑作の評価基準は、手づくりであること。
私の場合は、暮れも押し迫るさ中、ついつい、今年はこんな感じで何とかなるか!とつくってしまいがちな年賀状ですが、先生にゆかりのある方々からの年賀状は、手づくりの版画、スケッチ、書などなど力作が揃っています。
写真や印刷ものは✗。
やはり、手づくりや手間暇をかけることを楽しむ先生らしい評価基準!
友人たちの間では、今年も何とかして傑作選に入選すべく、工夫をこられた年賀状をつくる人たちも。
なんとなく、先生に選ばれるのがうれしくて、みんながんばってしまうのです。
傑作選の数は毎年決まっているので、1月中旬から選定作業がいよいよスタート。
先生は、届いた年賀状の中から、気になるものを選び出し、畳に広げ、頭を悩ませながら選びます。選んだら、レイアウト。レイアウトしながら、全体のバランスでたまに差し替わることもあるとか、ないとか…。

ちなみに先生の年賀状は、干支にちなんだ版画。
先生の持論によれば、年賀状は、新年のあいさつをするものなのだから、前年から一所懸命つくるのではなく、お正月を迎えてからつくるもの、とのこと。
なので、先生は、お正月にせっせと版画を掘り、刷っておられました。

先生、晩年の年賀状、2選

今年は、はがきの郵便料金もあがり、一気に年賀状が減りました。
メールやSNSでの挨拶に変わった方も多かったかも。
でも、どことなく、新年という感じが薄れていくような気もしています。
先生の不肖の弟子のワタクシ。手づくりとはいかず印刷ですが、今でも「年賀状はお正月に書くもの」との持論を引き継がせて頂いて、大掃除とおせちの手づくりが終わって、やっと一息つくお正月に、コメントを書きつつ投函する次第です。
(NAN)


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