デザイン初心者の独学まとめ
はじめに
これは20年4月に書き溜めていた記事です。
当時はデザイン会社で働いており、デザイナーとのコミュニケーションの苦悩の日々をいかに乗り越えたかについて書かれています。
デザインを勉強しようと思ったきっかけ
デザイナーと仕事をする機会が多かったのですが、当時はデザイナーの言っている意味が全くわかりませんでした。これまでデータアナリストとして仕事をしていたためデザインのこともよくわかっておらず、デザイナーの言っていることをそのまま受け入れるようなコミュニケーションをしていました。しかしこのままだと良いモノ作りはできないと思い、デザインの勉強をすることにしました。
目標
デザイナーとして仕事をし始めるレベルになればデザイナーと対等にコミュニケーションが取れるだろうと思い、19年11月(当時)〜20年の3月までの半年間でデザイナーとして内定をもらうことを目標に勉強を始めました。
そしてUXに関する知識があったことや定量データの分析が得意だったため、UIUXデザイナーになるために勉強をしました。
やってみたこと
社内外のデザイナーとの繋がりを作る
まずは社内のデザイナーとご飯にいき、仲良くなることから始めました。本当に優秀なデザイナーが多く、忙しいのにアウトプットしたデザインへのフィードバックを細かくしていただき大変お世話になりましたmm
もくもく会にも参加して他社デザイナーと仲良くなり、その人たちにも自分のアウトプットへのフィードバックや勉強の仕方、参考になる記事を紹介してもらっていました。
デザインに関する情報を読み漁る
デザイン専門のTwitterアカウントを作り、デザイナーであろう人を全てフォローしました。いいねやリツイートされている記事は全て読んでいました。また、また、仲良くなったデザイナーの人たちから記事を紹介してもらっていました。
参考になった記事まとめ
https://www.notion.so/design-a30c5433244c4e32886bde993f9baee1
また、記事だけでなく本も数多く紹介してもらったのでそれらは全て読んでいました。
参考になった本まとめ
はじめてのUIデザイン
デザイン入門教室
IA/UXプラクティス モバイル情報アーキテクチャとUXデザイン
AIデザインシンキング
モバイルデザインパターン
デザイニングインターフェース
UI GRAPHICS
UIデザイン
UIデザインの教科書
みんなではじめるデザイン批評
ガイドラインを熟読
社外のデザイナーから強く勧められて、Appleが出しているHuman interface gidelinesを熟読していました。デザインの標準化をはかっていることにはびっくりしましたし、デザイナーは皆これを頭に入れてデザインしていると聞いて何回も読み返していました。
ひたすたアウトプットを繰り返してポートフォリオを作る
下記のように、アウトプットをひたすら作って友達や面接で見せてもらったFBを参考に改善を繰り返す日々を過ごしました。特に、デザインを見て感じたことや構成などを言語化することはとてもおすすめです。
- サイトデザインの言語化
- 【アプリUI】介護施設を利用する親族向けアプリの企画・デザイン
- 【Instagram】UIトレース/KPIとUIデザインの考察
- DailyUI 001~010(随時更新予定)
- DailyUI 011~(随時更新予定)
- 【リデザイン】家計簿_マネーフォワード
結果
最終面接が1社、内定が1社という結果に終わりました。
また、最近クローズしてしまったデザイナードラフトからは4社から指名を頂き、中には500万を超えるオファーも頂きました。
良かったこと
デザイナーの考え方や役割がわかるようになったので、デザイナーがより引き立つコミュニケーションができるようになりました。例えば、ユーザーと同じ条件でデザインを見てみて、感じたこと気になったこと意図がわからないことなどを伝えてコミュニケーションを取っていました。そして目的に沿っているかという観点からその後のアクションを取ることができたため、仕事がとてもやりやすくなりました。
また、デザイナーに対する尊敬やお互いの信頼関係を構築することができたり、改善のための仮説の切り口が増えるなど、改めてデザインの勉強をしてよかったなと思います。