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#自己紹介をゲームで語る⑤ 太正桜に浪漫の嵐


SFCにおける代表的なギャルゲーとして『ときめきメモリアル』があるが、オタクを自認していた自分でもギャルゲーに手を出すのはガチ過ぎて憚られた。ギャルゲーに手を出す事は一般人との決別を意味するのだ。多分。

サクラ大戦は、そんな時世のちょっと後に出たサターンを代表する作品。

アドベンチャーパートとシュミレーションパートに分かれてゲームが進むが『俺はシュミレーションゲーが好きなだけで、まあまあストーリーも面白そうだし、そのおまけでギャルゲーパートが付いているだけだから』と言う大義名分(謎)の下、購入。

ぶっちゃけお話しとギャルゲー部分を楽しむゲームであり、シュミレーション部分は凡作もいい所。有り体に言ってオマケである。

脚本があかほりでキャラデザが藤島と言う、これぞ90年代!と力一杯言いたいコテコテのスタッフであるが、何よりも音楽を担当する田中公平がGOD of GODすぎる。

今では当たり前のメディアミックス戦略を強気で打ち出しており、特に声優達が数年にも渡り舞台をこなすと言う展開は他では考えられないものであった。

良く2を名作に挙げている人は多いのだが、前作からキャラの大半を引き継いでいる為ギャルゲーとして序盤から好感度上がりすぎている状態と言うのは大きな欠点であり、3はキャラ一新のお陰でまた新鮮な作品となった。

シリーズを通して、アイリスやコクリコみたいな○リ枠は全く唆られないのだが、個人的に惜しむらく思うのは1から作中時間で3年位は過ぎた4の世界でも、アイリスが見た目も中身も全く成長していない事。あの年代は最も成長する年齢層なのに…クソガキから将来楽しみレベルの女の子になっていて良かろうものなのだが。。

因みに推しは帝撃組がすみれ。巴里組がグリシーヌと言う完全にツンデレお嬢枠じゃねーか!って言う。

このゲームのお陰様で、まあ完全に陰の者。って言うか、ガチオタって事で良いよ、もう…って諦めがついた作品である。

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