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#自己紹介をゲームで語る④ その手を汚せる大人になっただろうか?タクティクスオウガ

毎日このカテゴリーで投稿をして第4回目。

恐らく自分の人生の中で最も印象的で鮮烈だったゲームを1つ選べと言うならば、迷いなくこれを選ぶ。調べてみたら高1の時の作品だ。

中学時代にFFやロマサガ、聖剣伝説、クロノトリガー。その②で紹介したドラクエⅤその③のルナなど、王道と言えるRPG(ロマサガはやや変化球だが)を只管やった自分としては、PSとセガサターンのラインナップ的にスタンダードなPSを避けてサターンを買う位の捻くれ者となっていた。ぶっちゃけ王道に飽きていた。

そんな時期にギリギリ生き残っていたスーファミが送り出した名作of名作。

ユーゴ紛争をモチーフにした民族紛争を描いたシュミレーションRPGで、大人でも唸るであろうストーリー性とスーファミ世代最高峰のドット表現等が相まって、丁度捻くれだす年代の人間にクリティカルな作品となった。特に各チャプターの表題が実に厨二心をくすぐる。

この文を書くにあたり、ユーゴ紛争を調べてみたが訳わからんレベルでヤバイ(語彙力0)単一民族の日本人には色々理解出来ない部分が多いと思われる。

問題の1章ラストや、終章の姉との会話など選択肢によって起きるストーリーの展開はそれまでの王道RPGではあり得なかったエグさを持っている。映画セブンのような気分が悪いが凄いものを見てしまった感がある作品である。

そして期待していたリメイク作品は…うん。
あの成長システム考えたバカ誰だよ。

まあ初代トレーニングもどうかと思うが。

さて。

ゲームは子供のものと言う昭和脳な空気があった為か、高校生にもなると段々ゲームをやる層と言うのが減って行き中々肩身の狭い思いもするのだが、ハードの進化や開発の成熟などにより大人向けなストーリー作品も世に出てくるようになりつつあった。

この時期にゲームを続けていた人間は自分の周りには残念ながら殆どいなかったが、ハードの進化。開発の複雑化が加速していた時期でいて今よりは開発費問題もまだ深刻化しきっていなかった時期で、名作からクソゲーまで兎に角沢山の意欲作が世に放たれていた良い時代だったと思う。

ゲームの話に戻ろう

先程、少しだけ触れたが世のプレイヤーを散々悩ませた一章ラストのバルマムッサ。初見で操作ミス以外でlowルート行った人はどれだけいるのだろうか?大人になった今でこそ、時にそう言う手段。判断をすべき時もあるのかも知れないと思えるが。

まぁ、こう言う作品に影響を受けたせいで実生活でも時に手を汚す…までは行かないが、泥をかぶる行動をするケースも割とあるのだが…大抵はロクな事になりませんね。笑

やはり世の中、何となく当たり障りなくやれる人間の方がお得感あるなぁ。そもそも自分が不器用過ぎでコミュ症なのがいけないとも言う。

オウガバトルサーガの続きは見たいが…もう出る事はないのだろう。寂しいね。

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