これからの演劇界と BumpyBox
お久しぶりです。圓井です。昨日で全国にて非常事態宣言が解除になりました。とはいえ、舞台演劇においては非常に厳しい状況は以前変わりありません。現在発表されているガイドラインでは「客席を半分」「換気が出来る事」「客席とステージを1メートルないし2メートル開ける」「演者は本番直前までマスク使用」を推奨(絶対ではないが望ましい)、他、アルコール除菌を行うなどの入場に際しての注意事項などが細かく指示されています。
感染予防の観点から考えれば仕方のない事。しかし「客席を半分(あくまで推奨)」にすると今までの売上半分で経費は今まで通りと言う事になる。小屋主などもギリギリで経営をされており値段交渉も難しい。あくまで現段階なので今後改訂はされそうであるが最悪の状態で公演するのであればそれ相当の覚悟でやらなければならないのだ。果たしてどれだけの劇団、劇場、役者が持ち堪えれるのか。確かに大変なのはこの業界だけではない。しかし舞台は成熟するまでに時間が掛かる。時間を取っても収益が半分になるというと正直難しいのが現状ではないか。 正に正念場だ。
とはいえね、泣き言ばかりでは本当にこれから公演の計画は立てれない。また考え過ぎて足踏みしていると次はいつやれるか分からない。売上、経費に関してはなんとかしないと。最悪、金銭はなんとかなる(なんとかせねば 汗)が時間は買えないのだ。
ようやくやってよい状況になったのだからやるしかない。またやれなくなった時に後悔だけはしたくない。
BumpyBoxは3月に旗揚げしたばかり。5月にする予定だった公演は中止になった。
まだ Bumpyとしては実績はない。が、昨年から一緒にやってきた信頼出来る仲間がいる。新しい仲間も出来た。
やれる。
根拠なんてないけど自信はある。
僕はメンバーに7月からの計画を話した。少し驚いた顔はされたが反対はなかった。かなり無謀。多分「マジか」と思われるだろう。しかし「舞台」をやれる時にやりたい気持ちは皆同じだったし今のメンバーなら出来ると思って判断した。
「7月8月9月 3ヶ月連続公演」
これは僕らのチャレンジでもあり閉塞感漂う演劇界に向けてのチャレンジだ。全て新作。各公演にギミックも仕掛けた。箱の交渉もスタッフの交渉も完了した。
兎に角、発表を楽しみに待って下さい。
そして、可能なら、、、、、、
全部観に来て欲しい。
後悔は絶対させません。
圓井