ロン、A.D.2020アルバムプロジェクトからのシングルカット、"Ricochet"のギターパートについて解説する。
A.D.2020は、2021年8月にリリースされる新譜の為のプロジェクト。ペンシルバニア州、フィラデルフィアを基盤とするこのプロジェクトは、以下のラインナップでアルバム、Lockdown Diariesは、SarBic Recordsよりリリース。
Dan Reed - Guitars, Keyboards,Vocals
Greg Smith, Bass Guitar, Vocals
Ron "Bumblefoot"Thal- Lead Guitars,Vocals
Melvin Brannon Jr.- Upright Bass, Harmonica, Vocals
Todd Thanhauser- Drums,Percussion, Synare,Vocals
Mark McNelley- Lead Vocals
Special Guest Derek Sherinian on Hammond B3, Mini Moog, Mellotron
そして6月29日に、大手のストリーミング配信プラットフォームで、聴く事が出来るようになったシングルカット曲、”Ricochet”について、ロンがコメントをしています。ロンのFBアカウントの方では、より詳しい説明がなされているので、わかる範囲で書いてみます。
『この曲には、ギターパートを沢山入れ込んだんだよ。微妙なフレットレス音の増減を、ヴァース(Aメロ)に入れ、スローピッキングで、クランチー(中低音域をブーストさせた)コードをサビ導入部分へ、それからコーラス部分で、ヘビーに響かせたんだ。この曲のタイトルでもあるサビの”Richochet”は、高音のコードをヒットさせてから、付点の8分音符を、音をステレオの左右に音を振り分けて、マークがサビで歌詞を歌う毎に、遅めに合わせてみた。
2:59のソロでは、暖かみのあるアンプのトーンに、フィンガーピックでのスライドソロから、最後まで、それをヴォーカルのマインドフルかつスペーシャスさを保ち続けて、彼の歌詞の間隔で動かしながら、4:29での”Ricochet"のヴォーカルに応じるようにスライドギターを入れたんだ。A .D.2020の持つ音楽的バイブは、僕がだぁぁ〜い好きなTom Petty and th Heartbreakersを彷彿させてくれる。この曲でのギター演奏が、大好きだったよ。』