能登のオーディオコンテンツ「MIMI-NOTO-MO」をリリース
MIMI-NOTO-MOをリリースしました
Code for Notoは、能登のオーディオコンテンツ
「MIMI-NOTO-MO」 (ミミノトモ)
をリリースしました。
https://www.code4noto.com/prod.../note-for-noto/mimi-noto-mo
これからボランティアや観光に来られた方が、長時間のバス移動や宿泊施設での隙間時間で、少しだけ深く能登を知ることが出来る。
そして、能登に来る前と来た後では、見える景色が変わっている。
そんなオーディオコンテンツとなっています。
アプリ不要・完全無料で、どなたでもお聴きいただけます。
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現時点でのラインナップは以下
◆能登のこと
◆能登の昔話
◆能登の伝記
◆能登の音
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◆能登のこと
原稿・ナビゲーション
久慈未穂さん
久慈さんは元日本経済新聞社の記者さんで、
個人的に戯曲を勉強されており、
約1時間にも及ぶ超大作のナレーションを作っていただきました。
久慈さんの描く能登の文章を初めて聴いた時
「これは凄いかもしれない」と鳥肌が立ちました。
そして、久慈さんの薄い紫色の声。
引き込まれます。
背後には、岩城さんが録音してくださった、
珠洲市の山奥の小鳥のさえずりがお供しています。
◆能登の昔話
ナビゲーション アナウンサー/朗読家
戸丸彰子さん
戸丸さんとの出会いは、2024/3/26の100人以上いる飲み会。
雑踏の中でも一音も漏らさず私の耳にお声が入ってきた衝撃は忘れられません。
そして、大学時代は上代文学を専攻され、神話大好き。というご縁。
戸丸さんのお声は黄色くて、
澄んだかわいらしく、
時に、針のように突き刺し、
時に、ばあちゃんんちのタオルのような柔らかく癖のあるお声。
この人は何種類の声を持っているのか。
能登の妖怪、心温まる話、
みなさんもきっと好きになります。
◆能登の伝記
ナビゲーション アナウンサー/ナレーター
松本 尚子さん
伝記パートは、
特に災害の歴史や旱魃など、
能登の厳しい気候・地形にまつわるお話しを中心に、
紹介しています。
松本さんは、
昨年、自治体CDO/CIOの会で司会をされていて、
「なんて真っ赤で真っ直ぐな声の持ち主なのだろうか。」
と私が聴き惚れてしまい、
お声をかけさせていただきました。
熊本での地震の支援活動をご経験され、
能登とは繋がりは無いけれど、ご協力くださいました。
本当にありがとうございます。
非常に繊細で難しい伝記でしたので、
文章も伝わりやすいように推敲してくださり、
改めてこのプロジェクトの難しさを感じました。
単なる観光では触れることのない能登の伝記パート、
今後もどんどん展開していきたいと思います。
◆能登の音
能登の「音のオープンデータ」という挑戦的な試みです。
波の音、風の音、祭りの笛・太鼓・木遣り、
聴いているだけで穏やかな気持ちになったり、
太鼓のリズムとともに踵が浮いてきて汗が出てきて、叫びたくなったり。
数学的な自然のリズムに、オーケストラを感じたり。
これが良い試みなのか分かりませんが、
みなさんの「能登の音」を、
ぜひ個別にでもご提供いただければと思っております。
(みなさんが提供してくださっている写真のアルバム内の動画から、一部オーディオを拝借しております)
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【今後の展開】
MIMI-NOTO-MOは、
復興支援のボランティアなどで来てくださる方だけでなく、
サステナブルツーリズムの事前学習としても、
最適なプラットフォームかと思います。
また、ふるさと教育の教材としての一面や、
地域のデジタルアーカイブとしての一面もございます。
(いつか、能登行きのANAの飛行機の中で
聴けるようになったらいいな。。)
本当はもっともっと紹介したい昔話・伝記がたくさんあるのですが、
時間と予算の関係上、初回はこれが限界でした。。
さて、予算の話です。
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【お金の話】
現在、予算0円。
立ち上げ時はみなさんチャリティでのご協力で、
今後の持続可能性が非常乏しいプロジェクトとなっております。
スポンサー企業さんの募集や、
弊団体への寄付、
国や県や市町の事業としていただく。
など、
健全な活動をしていくためには、
お金の面は考えていかねばなりません。
ステキなオーディオを聴いた誰かと、
ステキなご縁に巡り会えることを祈りながら。
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