AKのプロ(自称)が説明するTarkovにおけるAK系の取扱説明書
V0.12.10時の情報です。古くなっている可能性があります。ご注意ください。
適当なまえがき
人間の脳は"エピソード記憶"というものがあり、これは本来なら断片的であるはずの記憶を何らかのエピソードを用いて記憶することで、一度しか体験していないのにバッチリと覚えることができる。と呼ばれるものらしくて
トラウマとか過去の嫌な記憶って、似たような状況になったりすると思い出したりしません?それがまさにエピソード記憶というものですね。
ということで、ちょっと頭良さそうに始まりました。
こんにちは!失言系Vtuberのブルカニロです!
今回はぷろれたりあえすけーぱーの味方、AKについて書いて行きます。
え?最初のエピソード記憶のくだりは何だったのかって??
はい、あんまり関係ありませんでした。
「じゃあなんで書いたんだよこ○すぞ」って思ってる方!後でちゃんとガッツリ役立つので読み進めてください。
嘘です。ちょっとしか役立たちません。それでもタルコフのAKを知るにはすっっごく意味のある前フリなのでぜひ続きを読んでください。
……この記事を必要としているハズの初心者Escaper(注釈 eftプレイヤーの意)の方は他の初心者応援のブログや記事で
「最初はSKS、VPO、ADARのような単発武器がオススメです」って書かれてるのを目にすると思います。
そんな記事を読んだ初心者の頃のブルカニロ的には「いくら弾が強いとか言っても、ぶっちゃけ新しいゲームで単発武器なんか使ってペチペチする戦いしたくないし、アサルトライフルぶちかましてぇわ!!」って思ってました。そこで登場するのがAKという訳です。
AKはeftの中でも屈指の種類を誇る武器で、初心者のうちは種類はおろか、武器の名前と弾薬の把握すら困難を極めるんですよね~。
「なんで同じAKなのに5.45×39と7.62×39があるの?というか5.56×45のAKあるのって表記ミスじゃね??」ってなりました。
ということで、ざっとAKの歴史をおさらいしてみましょう。
AKってすげー歴史あるやべー武器ってハナシ
※実はeftには関係ないハナシです。
ここで、エピソード記憶で武器と弾薬を覚えるという伏線を回収するわけです。
まあ、ぶっちゃけ読まなくてもいいんですが、頑張って書いたので読んでください。
ソビエト連邦、アサルトライフルがヤバすぎてAKを開発するの巻(初代AK)
AK-47はWW2中にソ連がドイツのコレを鹵獲した所から始まりました。
(まともな画像がなかったのでかわいいドルフロ版でお送りします)
通称「StG44」世界最初のアサルトライフルと呼ばれる武器です。
これを鹵獲したソ連は「やべぇアサルトライフルって銃超つえーわ…」
ってなったらしく、ミハイル・カラシニコフさんが1947年に開発した銃が
Avtomat Kalashnikova-47(注釈 Avtomatはアサルトライフルの意)略してAKということですね。
なので、名前もそれに因んでAK-47ということです。
弾薬は当時開発中だった最新の弾薬7.62×39弾を使用しました。
このAK-47 何が画期的だったかと言うと
クソ寒い極東からクソ暑い砂漠地帯まで存在するロシアで同じ装備を使うのはどうしても難しい。そこで「そうだ、StG44みたいな精密な設計じゃなくて逆に隙間だらけのガバガバ設計にすれば砂とか入っても大丈夫じゃね?」
って思いついて、それを実行したらしいんです。そうしたら実際泥水に浸した直後でも余裕で動くとかいう、化け物を作り出してしまって、世界中で広く使われる事になったんです。やばい。
AK-47、使われすぎて改良されるの巻(第2世代)
AK47を改良したのがタルコフでおなじみのAKM
(画像はAK-47ですがカワイイですね。)
Mは"Modernizirovannyj"(近代化済み)の略らしい。ロシア、相変わらずの適当ネーミングセンスを発揮中
このAKMは生産性が大きく向上していて、大量生産が更に容易になっていたり、新型マズルで反動が制御しやすくなっていたり、銃剣ついたりグレポンできたりと結構な改良っぷりらしいんです。
流石2028年を舞台としたeftでも使われるだけありますね。
近代改修しただけなので、弾は7.62×39のままです。
ソ連軍激おこ!?AKを作り直すの巻(第3世代)
AKシリーズ。順風満帆かと思いきや、ここに来て壁にぶち当たります。
NATOやアメリカの使用する5.56×45弾に比べて威力強すぎ問題
ちょっと難しい話です。銃弾って敵の体内で残るのが最も相手にダメージを与えられるのですが、AKに使用する弾って7.62×39弾で大きい分、強すぎて人体突き抜けちゃう事が多い上に、反動が強くてコントールが難しいという欠点がありました。
(このAR-15の片足タイツはめっっっちゃエロいと思んですよね)
その点、M16を始めとする5.56×45弾は体内で止まり、火薬が少ない分扱いやすく、なおかつコントロールもしやすく、戦場での携帯数も増やせる...etc と小さいにも関わらず利点が多すぎて
ソ連軍「は???クッソあの弾薬優秀すぎだろふざけんなよこっちも新しい銃と弾薬つくったるからな!!!!!!」
ってキレてできたのが第3世代AKことAK-74と5.45×39弾なわけです。ソ連意外とキレやすい。
昼間っからウォッカでも飲みながら会議でもしてるのかと疑うようなネーミングセンスですが、名前の由来も当然74年開発だから74です。
AK-74の近代改修化(第4世代)
正直ここまで来たら言うことはありません。第4世代AKことAK-74Mです。
もうネーミングセンスもそのまますぎて説明の必要すらなくなりました。
ちなみに、タルコフにも存在するAK-10x系の武器は、このAK-74Mを輸出用に口径変更したもので
AK-101 (5.56×45弾) フルサイズモデル
AK-102 (5.56×45弾) カービンモデル
AK-103 (7.62×39弾) フルサイズモデル
AK-104 (7.62×39弾) カービンモデル
AK-105 (5.45×39弾) カービンモデル(フルサイズはAK-74M)
と様々な種類がある理由はそういうことですね。一つ賢くなれました。
AKの歴史説明終了~
AKの区分け
ここまでで既に約2500字。ここからが本番です。まえがき長すぎですね。
誰だよこんなに書いたやつ。
さて、AKの歴史を一通り学んだ所ですが、タルコフ内でAKはカスタマイズごとに大きく分けて
AKM系(7.62×39弾) AK-74系(5.45×39弾) AKS-74U系(5.45×39弾)
の3種類にわけることができます。
AKに属する武器の中で、亜種についてざっと書くと
RPK-16はマズルとマガジンは74系互換
VPO-136(7.62×39弾)はAKM系完全互換でセミオートのみ
VPO-209(366TKM弾)はマズルは独自でそれAKM系互換
AK-101 AK-102 (5.56×45弾)はマガジンは独自でそれ以外は74系互換
AK-103 AK-104 (7.62×39弾)はマズルは74系、マガジンはAKM系互換
ってな感じなわけです。やっぱややこしすぎだろアホか。
すげーナチュラルに書き忘れてたんですが、7.62弾を使うAKM系は総じて反動が高いが安い弾でも結構強く
5.45弾はミドルクラスの弾が(比較的)低反動でコスパ良く撃てる感じの武器です。タルコフにおけるakはコスパ武器と言って差し支えないでしょう。
サイトのカスタマイズ方法
このゲームカスタマイズが多すぎて意味がわかりません。特に初心者が躓くであろうサイトの付け方についてですが、これも何故か複数の選択肢があって
1 AKS-74U系以外でサイトをつけたいならば、ダストカバーをピカティーレイルに対応したものに変更する。(具体的にはAkademia Bastionなど)
2 サイトマウントに対応している場合(AK74系と10x系、名前の中にNと入っている物が対象)サイトマウントからピカティーレイルのアダプターを使用する(具体的にはB-13など)
3 サイトマウントに直接つけられるサイトをポン付けする(EKP-8-02など)
4 ピカティーレイルに対応したハンドガードを使用する(基本的には見にくいので非推奨)
と、4通りの方法があってよく初心者の頃によく躓きました。アホほど選択肢あるやんか
ただし、AKS-74U系は上記の方法が通用せず
1 ダストカバーの上にB-18マウントを使用することで一部の小型サイトのみ使用可能
2 "XRSU47SU"というハンドガードを使用することで全てのサイトが使用可能となっています。やっぱりアホだろこのゲーム。
マズルの選び方
タルコフにおけるマズルの選択は武器をカスタマイズする上で最も大切と言っても過言ではありません。
反動値を下げる上で非常に大きなウェイトを占めている上に、夜戦の場合には反動値を犠牲にサプレッサーを使用という選択肢を取ることもあるため
自分がどのような戦術で戦うか、決める指標にもなります。
通常マズルの場合
6P(デフォ)→DTK-1→SRVV or PWS CQB 74→RRD 4C
とご覧の通り右に行くほど強いです。マズルはマーケットで買うと非常に割高なので、基本的にはトレーダーから購入するけど、まあ強いのを最初から買わせてくれるわけ無いよね…ってことで、おそらく脱初心者した辺りから買えるようになるDTK-1を長らく使います。ハイ。
ハンドガードの選び方
ハンドガードはAK系全てで共通となっていて、ぶっちゃけ好みなんですが
AK10x系で使用されるデフォの物これなんかが、ハンドガードと右側にライトの類がつけられるのでコスパは抜群という印象はありますね。
ちょっとお高くてもよければ、B10Mが左右にライトをつけられるので、戦場で拾ったらつけれたりして便利かな。
ちなみに、グリップはリコイルに対するコスパが良くないのでお財布と相談して装備で!
ストックの選び方
これはむずい。選択肢がたくさんある。そしてどれも費用対効果が良くない。
見た目や性能にこだわる人でもない限りは、このコスパ最強滑り止め
GP-25(GRAU indexに習い6G15Uと表記される事も)をつけとけばいいかなってのは本音。トレーダーから4kRUBで買えてリコイル-5は破格じゃないかな。
それに、コスパ度外視でカスタムするようになったらAKを使うのはやめたほうがいいんじゃないかって気はするので!
マガジンの選び方
マガジンもめっっちゃむずい。これは本当に場合と戦闘スタイルによる。
流石に10連マグは論外として、持つとしたら30 or 60(AKM系は50)or 95(AKM系は75or73)になるはず。
マガジンも30連なら2kRUBで買えるけど、60とかになると20K~だったりして桁が一個上がってしまうので工夫は必要。逆に95連は4マスのリグが必要なので安い。
正直初心者のうちは???だと思うので、いくつか模範的かつ具体的な運用方法を上げてみる。以下のどれの場合も、なるべくセキュアコンテナに予備弾薬を入れることを推奨
1 30連マガジンを3~4個持ち (対SCAV想定)
2 60連(AKM系は50連)を2個持ち(対PMC)
3 60連(AKM系は50連)と予備の30連を1個持ち(対SCAVとPMCの折衷案)
4 95連(AKM系は75or73)を武器に装着して予備マガジンなし(交戦しない予定の隠しスタッシュ巡りなど)
個人的には3番の「60の方をメインで使ってちょっと撃ったらリロードして弾詰め、詰め終わったら武器に戻す」上級者に必須な”暇なときに間を見て弾を詰める”ってのの練習になっていい気がしますね。
30発の予備マガには妥協弾を入れとけば、仮にPMCに殺されたとしてもお財布的にはそこまで痛くないのが嬉しい。
弾薬の選び方
この書き忘れてたんですが、このゲームは弾薬ゲーです。
eftは武器がくそ弱くても弾さえ強ければ勝てちゃうので
弾薬の選択は細心の注意を払え!!!!!!
もう一度言います。
弾薬が全てだからTPOで弾を選べ!!!!!!
「んじゃあ何を使えばいいんだよ!!!」って話なんですが、はえー話が
5.45ならBT(雑魚PMCも可) or BS(対PMC) or 7N39(くそつよPMC用)の3種類
7.62ならPS(対SCAV)or BP(対PMC) or MAI AP(対PMC) の3種類
基本的にお財布と相談で、最初のうちはBTなんかが無難で強いかな?
後は死ぬ気で当てろ!!!!!!そしてヤれ!!!!!!!
さっきのマガジンの話にもどっちゃうんですが、初心者のうちは無駄撃ちすることも多いので「高い弾詰めた60連を武器に装備して、予備に安い弾を詰めた30連を持ち込む」ってのがやっぱりオススメです。
雑なあとがき
人間の脳はエビングハウスの忘却曲線というものが存在していて
簡単に言ってしまえば、この記事を読んだ1時間後の記憶率は全体の約45%、1日後には約35%、一週間後には25%、一ヶ月後には約20%しか覚えていられない。
つまり何を言いたいかと言うと、eftを1ゲームプレイした後にはこの記事の約45%しか覚えられていないハズなので、また見に来てもらえるとPV数が増えて喜びますって事です。
以上、下心丸出しのブルカニロがお送りいたしました~~!!
ついったもよけばどうぞ!
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