【ノート術】コーネル・メソッドの話
「コーネル大式ノート術」というのを聞いたことがあるでしょうか。
アメリカのコーネル大の先生が学生のために考えたノートの使い方。
ノートを3分割して、講義のメモのスペース、復習時に講義を思い出すヒントになるキーワード、復習の最後のまとめを書くスペースとして使うというものです。
最初に知った時には、「見返した時に分かりやすそうだ」と感じたものですが、よくよく考えると図の通り、左のページが空白になっちゃいます。
どうしてそんな使い方を考えたんだろうと不思議に思いましたが、これは多分アメリカの学生が普段から使う「リーガルパッド」を念頭に考えられたものじゃないかと。
「ははあ、なるほど。これなら下の方にまとめのスペースを区切る横線を引けば済むってわけだな」と、こう思ったんですが、そこでまたもや疑問が。
リーガルパッドに書いた後って破り取らずに、そのままにしておくんだでしょう。
リーガルパッドのホルダーの左側には大抵、ペーパー類を挟んでおくホルダーが付いてます。
破りとったリーガルパッドをそこに突っ込んであるのは何度も目にしましたが、ずっとそのままのわけがないですし。
となると別のバインダーか何かで保管? 復習する時に別のノートに清書?
本当のところはわからないんですが、リーガルパッドはやはりメモのためのもののように思います。
日本では学生も社会人もノートを使う人が多いはず。
ノートでコーネル大式の使い方をすると、上の図のように空白のままの左ページを量産することになります。
何かうまい方法はないものかと考えまして、勝手にアレンジして、こんな風に使ってました。
「講義のメモ」と書いてますが、仕事のシーンでも打ち合わせの記録など、その場で書き留めるためのスペースにあたります。
「Cue」のスペースも懸案事項とか未解決の部分、疑問、次回に持ち越す内容などを書き、まとめには打ち合わせの目的、内容、結果等を書くようにしていました。
長い打ち合わせや内容が込み入っている時などは、見開きの左側の「Note」スペースだけでは足りなくなることもあります。
そのために、別にレポート用紙を用意しておいて、Noteのスペースが埋まってしまったら、残りはレポート用紙にメモして、あとでNoteの上に貼って行くようにしてました(そのために上端は少しスペースをあけておいた)
このやり方は一時期よく使っていましたが、最近は最初からレポート用紙にメモを取るやり方に変わっています。
最終的には1冊のノートに貼り込んで、キーワードやまとめを記録してますから、コーネル大メソッドの亜種をいまでも使ってるということになりますね。
左ページが膨らむのでノートは太りますが、次の打ち合わせや講義より先にまとめまで完了すれば、まとめの部分の裏は白紙の状態なので、書くにも不都合はありません。
要は溜めずにさっさと処理しなさいということですね。
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