「兼サポ」について
こんにちは。新型コロナウイルスの影響でリーグ戦とルヴァンカップが中断してもう1か月が経ちますね。皆さんはどうお過ごしでしょうか。
私は暇で暇で仕方ないです、、、。毎日チャント集やゴール集やら聞いて気を紛らわせています。紛らわせてるかわからないんですけどね(笑)
さてさて先ほども申しました通り本当に暇なので「兼サポについて」書いていこうと思います。
兼サポについての疑問
初めに皆さん「兼サポ」についてどのようにお考えでしょうか。
少なくとも「2つのチームを応援するってどうなの?」「もしその2つのチームが同じカテゴリーに所属したときどっちを応援するの?」というようなどちらかというとマイナスな意見を持っている人がいると思います。確かにそうですよね。単純にそのような考えが生まれるのは当たり前なのかなと容易に考えることが出来ます。
しかし何を隠そう私はプロフィールに書いている通り「ガンバ大阪」と「北海道コンサドーレ札幌」を応援しています。同じJ1のカテゴリーに所属している両チームを何故応援することになったのかその経緯について書かせてもらおうと思います。
「ガンバ大阪」との出会い
私は19歳の春までガンバ大阪のとあるホームタウンに住んでいました。初めて万博でのガンバの試合に足を運んだのは小学校2年生の時。確か対戦相手はサンフレッチェ広島だったような気がします。なぜガンバの試合に行ったのか?
それはガンバのホームタウンにある小学校に通っていた人は一度は貰ったことがあると思うんですが小学生への「招待券」。
当時のことをよく覚えていないんですけどとりあえず知っている選手は「遠藤保仁」ただ一人だったような気がします。
その試合に連れて行ってくれた父は確かまだ社会人サッカーのチームに入っていたこともありなかなか試合に連れて行ってくれませんでした(笑)
そして試合は3-0で快勝。しかし第3節でめっちゃ寒かったのはよく覚えてます。当時サッカーのルールはやんわりと知っているだけで日本代表の試合しか見ていなかった自分にとって地元のチームがこんなに強いんだと思ったら気付いたらファンになっていました。
しかし先ほど言った通り、父にあまり連れて行ってもらえる機会が無く「招待券を貰えば行こう」といった感じだったのでガンバの試合に行くのは年に1試合とかの頻度でした。どちらかと言えばその当時は周りに野球をやっている子が多かったこともあって、毎日阪神の試合に噛りついて見ていたと思います(笑)
時は流れて中学生になって私は地元の中学校のサッカー部に入ることを決めました。そしてその年の第1節vsセレッソ大阪戦に初めて友達と行くことに。アドリアーノの古巣相手にヘディングでネットを揺らし、ヤットのミドルシュートが決まり2-1で勝った試合です。
その試合を現地で見た私はガンバの虜になり、初めてユニフォームを買ってもらいました。そしてその年は時間を見つけて5試合くらい万博に通いました。
そしてガンバ大阪と私にとって転機が訪れた2012年。あの年です。
実際のところ3-1で勝った大宮戦や7-2で勝った札幌戦やらを現地で見ていた私にとって最終節のことが信じられなくてめっちゃ泣きました、、、。
そこからというもの高校受験の勉強を理由にしばらくサッカーの試合を観に行かなくなりました。あのガンバがJ2にいるってこととがやはり信じられなかったこともあり少し目線を逸らしていたと思います。だから2013年の試合をほぼほぼ見てないし覚えてもないんですよね。なのでJ2優勝したことも全然実感なかったし、、、ってな感じでしたね。
無事高校受験を終えたものの入部したサッカー部は土日両日バリバリ活動して部活が終わるとすぐに勉強っていう感じやったんでまたほとんど試合を観れずJリーグタイムでハイライトだけ見てました、(笑)
写真は初めて市立吹田サッカースタジアム(現パナスタ)に足を運んだ2016年3月11日vs大宮アルディージャの試合をメイン側のカテゴリー3から撮ったものです。
「何なんだこのスタジアムは」と鳥肌が立ったのを覚えています。(何なら今でも鳥肌立つ)なぜなら初めて入ったサッカー専用のスタジアムだったから。「ここでもっともっと試合を観たい」そう強く思いました。
万博は万博で好きやったんですけど自分としてはガンバの試合をあの最高なスタジアムで見れるって考えただけで心躍っていました(笑)
時間は過ぎ、、、私は浪人生活に突入します(←おい)
また試合観に行けへんやないかと思うじゃないですか。それが逆で勉強疲れのリフレッシュの一環としてパナスタに割と行きました(笑)
2017シーズンだったので長谷川健太体制ラストイヤーですね、強かった前半戦にばっかし試合観に行ってたのでまさか後半戦あんな風になるとは思ってもいませんでしたね。
そんなことは置いといていよいよサッカー観戦の楽しさに目覚めたのが2017年と言えることが私は出来ると思います。というのはこれまであまりサッカーの試合を見に行こうとはならなかったんですが自然と「パナスタでのガンバの試合を見に行きたい」と思うようになってその試合に向けて自分も試験やら勉強やらを頑張ったご褒美にパナスタに行って思いっきりストレス発散をしていたからです。
長くなりましたが私はガンバ大阪とこんな風に出会いました。
「北海道コンサドーレ札幌」との出会い
2018年の春、浪人生活を終えて私は縁もゆかりもない札幌での新生活を始めることになりました。
大学生になり、どのサークルに入ろうか迷っていたところ発見した北海道コンサドーレ札幌を応援しようというサークルでした。失礼な話、札幌と言えば自分の中では2012年のイメージが強すぎたのでどうなんだろうと思っていたんですけど即決で新歓に参加することを決めました(笑)
初めての札幌ドームでの試合観戦、初めての興味のないチームを第三者目線から見る試合だったのにも関わらずかなり楽しんでました(笑)
試合結果は名古屋相手に3-0で快勝。ミシャのサッカー面白いなってその時現地で初めて思いました。それからというもの新歓全試合に行き気付けばそのサークルに入っていたのでした(笑)
2018年はシーチケを買わなかったものの2019年、2020年とゴール裏のシーチケを買ってホームだけではなくアウェイにもに足を運んでいます。
ではなぜそのようにガンバ大阪だけではなくて北海道コンサドーレ札幌の試合を観るようになったのか?その質問に対する自分の中の答えの80%くらいが「観戦仲間がいること」だと思います。
これまで私は父と試合に行くことが多かったので周りにサッカー観戦が好きな子たちが少なかったのは紛れもない事実です。しかし同年代の友達と試合に行けることが楽しいんですよね。
2019年10月13日
日にちと対戦カードを見て察する人もいるではないでしょうか。
そうです。ルヴァンカッププライムステージ準決勝2ndlegです。
どちらかが決勝へ、どちらかが敗退という究極の選択が迫られるこの試合、私はガンバのゴール裏にいました。試合前日に本州を襲った台風の影響もあり札幌に来れないガンバサポが多くいた中での一戦。
1stlegではがガンバが2-1とアドバンテージを有しながらもアウェイゴールを取られているというある意味ビハインドを背負っていた展開。
胸中とても複雑でした。
ガンバとしてはツネと10個目のタイトルを取りたい。
札幌としてはあんなに弱小チームだったのにクラブ史上初めてのタイトルが目の前に見え始めている。
こんな究極な選択があるのかと思いましたね(笑)
試合結果は1-0で札幌の勝ちで2戦合計2-2ながらもアウェイゴールの差でガンバが敗退することに。
試合が終わって何も話せなかった。サポーター人生であんなに悔しかったのは初めてだと言えるレベルで文字通り頭の中が真っ白になった。
今思い出しても悔しすぎるのでこれくらいにしておきます、(笑)
まとめ
兼サポは
・週末に2試合も主観的に応援して試合が見れる
・サポーター仲間の輪が広がる
・遠征する時の選択肢が増える
のような良いことも挙げられますが
・いざその2チームが対戦する時はかなり苦しい
・他のサポーターさんから反感を買う
のような短所も挙げられます。
けど兼サポ楽しいんです。これが率直な意見です。
新型コロナウイルスの影響で試合のない日々が続いて退屈ですが何とか乗り切ってまたスタジアムでチャントを歌って喜びを分かち合える日常が戻ってくるよう祈っています!