日本一、推しカラーバリエーションがあるオペラグラスを目指して学んだこと
推し活をしている方々にとって、「推しカラー」は特別な意味を持っていますよね。
その色を見るだけで、推しへの愛情や応援する気持ちが高まる。
そんな体験をもっと充実させたいと思い、私はオペラグラスを作り始めました。
最初は「宝塚カラー+ホワイト+レッド」のシンプルなラインナップでしたが、
お客様からいただいた声に耳を傾けるうちに、さらに理想を追求する旅が始まりました。
今回は、その試行錯誤の道のりをお話しします。
オペラグラスに込めた想いと、これからの挑戦について、ぜひお付き合いください。
初めてのラインナップは「宝塚カラー」から
オペラグラスを作り始めたとき、私はまず宝塚歌劇の組カラーに着目しました。
花・月・雪・星・宙――それぞれの組を象徴する美しい色に、定番のホワイトとレッドを加えた7色。
この段階では、「これだけあればファンの方々にも喜んでいただけるはず」と思っていました。
実際、初めて商品をリリースしたときは多くの方に購入いただき、
「推し活がもっと楽しくなりました!」という嬉しいレビューもいただけました。
ですが、使っていただいたお客様の声を聞くうちに、まだまだ改善できる余地があることに気づきました。
男性にも使いやすい「専科ブラック」の追加
まず、寄せられた声の中で目立ったのが、男性ユーザーからのリクエスト。
「宝塚観劇に行きたいけれど、派手な色はちょっと抵抗がある」という意見が多くありました。
そこで、専科をイメージしたブラックをラインナップに追加。
シンプルで落ち着いた色味が男性にも好評で、
「これなら使いやすい!」という嬉しい反応をいただきました。
このとき、「もっと多くの方に寄り添うためには、カラーの幅を広げることが大事なんだ」と改めて実感しました。
ユーザーからの細かな指摘が次のステップに
カラー展開を増やす中で、別の課題にも直面しました。
それは「色味の細かな違い」に関するご意見です。
「ピンクがサーモンピンクっぽい。もっと薄い方がいい。」
「ライトブルーがミントグリーンに近くて、思っていた色と違った。」
こうした声をいただくうちに、私は大きな気づきを得ました。
公式の宝塚カラーを参考にして色を選んでいたつもりでしたが、
**「公式の色」と「ファンがイメージする色」**にはギャップがある場合があるのです。
推しカラーは、ファンにとってとても大切なもの。
だからこそ、「自分のイメージしていた色じゃない」と感じさせてしまうことは避けなければいけない――。
この気づきが、次のステップへのきっかけになりました。
色のギャップをなくすための取り組み
お客様に安心して購入していただけるように、いくつかの改善を行いました。
1. 写真の正確さを追求
商品のカラーをより正確に伝えるために、iPhoneで撮影した写真を加工せずそのままカタログに使用することにしました。
明るさやコントラストの調整も控え、実物に限りなく近い状態でお届けしています。
2. 実際に現場で色をチェック
さらに、宝塚歌劇オフィシャルショップ「キャトルレーヴ」に足を運び、
実際の組カラーの商品を見ながら細かい色味を確認しました。
こうして、お客様が「これが推しカラー!」と思えるような色選びに近づけています。
推しカラーのバリエーションをさらに拡大
こうした取り組みの中で、新たに「オレンジ」をラインナップに追加しました。
オレンジは特に宙組を推しているファンの方々からの要望が多く、
明るくて温かみのある色味が観劇以外の場面でも人気を集めています。
現在は、この「オレンジ」を含む全12色のカラーバリエーション展開を目指し、調整を続けています。
これまでの課題をひとつひとつクリアしながら、より多くの推し活ファンに喜んでもらえる商品を目指しています。
推し活をもっと楽しくするために
私がオペラグラスを作り続ける理由は、ただひとつです。
それは、推し活をしているみなさんに「もっと楽しい体験を届けたい」という想い。
推しカラーは、ファンにとって特別なもの。
その色を見るたびに、推しの輝く姿が思い浮かび、観劇やライブがさらに特別なものになる。
だからこそ、これからも試行錯誤を続け、日本一のカラーバリエーションを持つオペラグラスを作っていきます。
あなたの声を聞かせてください💬
「この色が欲しい」「もっとこうしてほしい」――
お客様の声が、私たちの商品をより良いものにしてくれます。
ぜひ、あなたの推しカラーやアイデアを教えてください!
それを形にすることが、私たちの使命です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、推し活を全力で応援していきます✨