見出し画像

2021 Xデザイン学校ベーシックコース #10 オズの魔法使いと成果発表(2/19) 振り返り

こんにちは。UX1年生の永井です。
この記事では、Xデザイン学校#10の気づきを書いていきます。

講義の課題
スタートアップ企業になり、プラットフォーム企業に対して、そのプラットフォームを使った新規サービスを売り込み、大金を得ることが目標。

 私たちのチームは「エシカル消費をもっと身近に」をビジョンに掲げるスタートアップ企業として、課題に取り組んだ。

スタートアップ企業になりきれていなかったという気づき

 当日の午前中も成果発表にむけてメンバと議論していたのだが、ここにきてやっと「私はスタートアップ企業になりきれていない」ことに気づいた。

「エシカル消費をもっと身近にをビジョンに掲げるスタートアップ社員は、エシカル消費を実践しているはずだ」「実践していれば、エシカル商品の情報を持っているはずだ」というコメントを聞くたびに、発表2時間前になっても自分はメンバと視点があっていないのだと痛感した。

 急造のチームだからこういう認識のズレが発生するのか?本業でも起きているのではないか?

 ペルソナを作り具体的なユーザー像を共有すること以上に、ビジネスモデルやパーパス&ビジョンを定義することが重要だと感じた。

Design-Based Research.

 前回のオフィスアワーにて、浅野先生から「調査した結果が見えない。もっとやれるだろう」とド直球のダメ出しをされたおかげで、より深く課題に向き合うことができた。また浅野先生を口実に強めのメッセージをメンバへ伝えることができ、濃い議論ができた。

 成果発表では、インタビューから得られた事実と気づき、私たちが実際に体験して気づいた課題を伝えたところ、「調査した結果が見えてよい」と山崎先生に褒められた。オフィスアワーでは胃がキリキリしていたが、事前に修正できて良かった。

もっと本気になれば、見える景色も変わったのでは?

 無意識にアクセルを緩めて学習していたのが後悔。最後の2週間ぐらいの熱量で課題に取り組めていたら、もっと学びがあった気がする。どうして最終日が成果発表なのかとネガティブな感情を持っていたが、ここ2週間の学びが一番濃いような気がする。

 リーダーに挑戦できたのは良かった。民主的なやり方で議論しても、ぬるま湯から脱却できない。嫌われる覚悟でもっと良いものを作っていこうと熱意を込めて話し合う体験は、本社部門の私が事業部の方々を巻き込みUXデザインを推進していくうえで必要なマインドだ。

最後に

 家族の支えもあり、なんとか走り抜けることができた。学習の機会を快諾してくれた妻に「ありがとう」の言葉を贈る。
 講義が終わるたびに体調不良(知恵熱と胃痛)になり迷惑をかけてしまったので、Xデザイン学校は1年間お休み。来年、マスターコースを受講しようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?