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2023 Xデザイン学校マスターコース #01(5/13) ふりかえり
こんにちは。UX3年目の永井です。
この記事では、Xデザイン学校マスターコース#01ブートキャンプの気づきを書いていく。
全体マップの必要性
製品品質(モノの視点)にいる相手に、利用時品質(コトの視点)で会話する困難さを感じていたが、講義の進め方から全体マップの有用性を感じた。
デザイン思考は「創造的」な問題解決
「創造的」を許容できるビジネスマンは少ない。なぜなら時間が足りないからだ。効率的に進めた結果、創造的が抜け落ちた「対症療法的」な問題解決になりがち。
コーゼーションとエフェクチュエーション
最近じっくり考えていたことが言語化されてとてもすっきりした。MVPの考えで体験プロトタイプをつくることを示していたが、アイデア実現が自社アセットに収束するなら、初めからアイデア発想の制約にしておきたい。。この邪念が創造性を失う原因。
アート思考は常識に気づくこと
デュシャンの「泉」は便器にしか見えない。壁に貼られたバナナはアートなのか?美術館にあればアート作品なのか?現代アートは常に何かを問うている。
アート思考は、安穏と暮らしていては鍛えられない。日々の生活から常に疑問をもち、新しい刺激を受け取る姿勢が重要だと感じた。
例えば先日、階段と梯子がついた滑り台を子どもと遊んだときのこと。階段には子どもたちが並び、梯子には誰もいない。そこに外国籍の父親が子どもを梯子から登らせ滑らそうとするので、並ばせている親がルールを守れと揉めていた。
そして父親はいう。「それは誰が作ったルールなのか?」
並ぶべきと日本人の常識を無意識に子どもへ教育してきたとはっとさせられた。
チームビルディング:木村昴と井上雄彦と桜木花道
木村昴が井上雄彦との仕事を語っていた。「18年間培ってきた声優のいろはを捨てなければいけなかった。井上監督の思う桜木花道を実現する気持ちから、どうやって監督を驚かせようかというマインドになった」
デザイン思考は、顧客(王様)の思う製品・サービスをつくることではない。顧客(相棒)と協力しお互いの思いをぶつけながら作り上げていくものだと気付かされた。
最後に
鬼の浅野先生。仏の山崎先生。両者から同じ信念を感じたので、物腰の柔らかさに油断してはいけないと思った。