皐月賞2024 考察③若葉ステークス組 レースレベルはいかに?
ミスタージーティー
ドゥラメンテ(ミスプロ系)×Sadler'sWells(サドラー系)の配合になります。
競馬のタイプは異なりますが構成としては皐月賞2着の
タイトルホルダーと同じになります。
若葉Sの過去結果を確認します。
以下は過去10年の1,2着馬になります。
赤線の2頭が皐月賞で共に2着になりましたが、近年ではあまり皐月賞に繋がっていない状況です。
レースレベルが高かったかどうかという点においてはあまり関連性がないように思えます。
以下は皐月賞で馬券内に入った年のレースタイムと前後半の上がりのデータになります。
どちらも若葉Sではタイム的には2分を超えており前後半のラップも、寧ろスローペースに近く皐月賞との関連性がありません。
本番では逆にミドルラップ~の消耗戦になっており、当然ながらレースレベルがあがっています。
共通点としては、新馬戦小倉1800mで完勝している点。
また偶然にも阪神1800mの野路菊Sで2着に敗れている点があげれます。
これは本質的に小回り適正が高い反面、瞬発力が劣っているということに繋がると考えられます。
この観点から考察すると今年の勝馬のミスタージーティーは
京都2000m新馬戦を勝利しているという意味では小回り適正があるようにも思えますが、これはほぼ直線のみで圧倒的な末脚で勝ち切ってのもののため評価は微妙です。
ただし、若葉ステークスでは一転して好位での競馬をしている点、血統構成により一定の評価は必要と思います。
ホウオウプロサンゲ
キズナ(ヘイロー系)×Monsun(ブランドフォード系)の配合になります。
上述したヴェロックスの半弟になります。
戦法としては逃げ、或いは好位からの競馬をしていますが
アイビーSでレガレイラに先着している以外はスローペースが多くあまり評価すべき点はありません。
戦績の中では京都2歳S、すみれSがタフなレースになったと思いますが
ここではほとんど結果をだせていないのも評価できません。
評価
・ミスタージーティー
余裕があれば3着までは買いたい
・ホウオウプロサンゲ
馬券にはいらない