行動指針 "Fetches"
今日は12月13日。朝に久しぶりの雨が降り、冷え込んだ。
オフィスから窓の外を見るともう暗い。まだ17時44分だ。
次の予定があり、18時過ぎにはオフィスを出なければならない。
約20分で簡単に久しぶりのブログを書いてみる。
2022年も終わろうとしている。
順調に店舗数が増え、今年はM&Aで2店舗増やすこともした。
会社のメンバーは30人程度となった。
10人以下の頃は全員とコミュニケーションを取ることが頻繁にできていたが、人数が増えたことでその頻度や濃さが薄くなってしまってきている。
これまでは僕自身が会社での在り方、マインド・社風を体現してきていたが、メンバーとのコミュニケーションが減ることで薄くなってきており、結果として直近、入社したばかりのメンバーの離職が目立つようになった。
会社として改善をすべき点であり、組織がさらに大きくなる上で取り組むべき課題がいよいよ目の前に現れた。
この課題をどう解決するか考えてみた。
色んな本を読んでみた。
なるほど、多くの経営者の先輩方が取り組んでいた企業理念や行動指針の策定がここにヒットするのだと腹落ちした。
早速、店舗責任者達を集めて、みんなでどんな会社でいたいか・どんな人と働きたいか・どんな人で在りたいかといったことの意見を出し合った。
経営者だけで決めてしまうのではなく現場の意見を取り入れることが大事だと考えるのでこういった形をとった。
話し合いで出たことを厳選し、各言葉の頭文字を組み合わせると1つの単語になった。
単語にすることで覚えやすくしてもらう意図がある。
会社を体現する良い行動指針ができたと思う。
次はこの行動指針をどうやって全社員に浸透させていくか。
それはまた次回。
行動指針
"Fetches” ~掴み取る・魅了する~
f:First class(一流であれ)
e:Emotional(感情豊かに)
t :Thoughtful(相手目線で)
c:Consequentialist(結果主義)
h:Hungry(ハングリー精神)
e:Earn together(チームで稼ぐ)
S:Self-responsibility(自責)
First class (一流であれ)
年齢や経験は関係無い。バルクビルドで仕事をする以上、全員が一流のプロフェショナルである自覚を持とう。
一流のトレーナーと三流のトレーナー、お客様はどちらに指導されたいか、お金を払いたいか。
自分が一流だと自覚せずして、周囲から認められることはない。
会社はそれぞれをプロとして接して、評価をする。小学校の先生のようなことはしない。未経験、まだ若い、入って間もないからという言い訳は無し。
Emotional(感情豊かに)
頭で覚えることはすぐに忘れる(高校で習った因数分解etc...) 心で感じたことは一生忘れない(初恋の人との出会った場所etc...)
喜怒哀楽を恥ずかしがらずに、なるべく出すことを意識して生活をしよう
明治維新の立役者達を教えていた松下村塾の吉田松陰は教え子達に対して悲しいことがあれば涙を流して泣けと教えていた。
Thoughtful(相手目線で)
お客様、会社、同僚、全てに対して相手目線で考える癖をつけよう。
相手目線はバルクビルドの基礎中の基礎。
このメッセージ、言葉使い、自分が受け取る立場だったらどう思うかな?もう少し柔らかくしようかな?
ここで嫌なら嫌、意味わからないと言われたほうが自分だったらスッキリするかな?
Consequentialist(結果主義)
結果や数字がすべて。途中で諦めないでやり切るから結果となる。その結果が悪くても良くてもやり切ることが大切。
結果が出るからこそ過程が評価される。過程を評価してほしい人ほど過程を頑張れていない。
Hungry(ハングリー精神)
仕事も遊びもハングリーに。
関わる人、初めて行く場所、観た映画、あらゆるモノに学びがあり、それが仕事に繋がる。
タクシーに乗ったらおっちゃんに、これまでに経験した怖い話ありますか?と聞いてみよう。とんでもない怖い話があったら今後一生のネタになり、話せばお客様にも喜ばれるかも。
ハングリーに求めた結果の失敗は評価に直結。パワフルにハングリーに過ごそう。
Earn together(チームで稼ぐ)
自分の強みや、組織でのポジションを把握して、チームとしてどう勝つかをそれぞれが考えよう。
サッカーはFW・DF・監督etc それぞれの役割で100%のパフォーマンスを出すから勝てる。
Self-responsibility(自責)
会社が〜だから、上司が〜だから、お客様が〜だから、と他責するのはやめよう。
すべての結果は己次第で、自分が〜したらと内省し、次に活かすことで望む結果がやってくるようになる。
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