婚活について

実は今婚活してまして。(実は?)

そこで思ったことを少々。あくまで私個人の考えですし、誰かに説教しようとかそういう意思はありません。

一応断りを書いておきます。

以上で説明終了。

私は高校から社会人になるまでの10ウン年間自分の性格もあって、女性とお付き合いすることなく過ごしています。

昨年に叔母がなくなり(孤独死でした)我が身を考え人生のパートナーを探そうと思いました。

さてコロナ禍もあり逆風吹き荒れる中で私が取ったのは

1、自然な出会い

2、マッチングアプリ

3、街コン

この3つを行いました。

まず1ですが、会社以外でコミュニティを作り、そこで出会うということです。

やる前から思っていましたが、厳しかったです。そもそも人出が少ないのに加えて若い人の集まる場所と言われる所に適合する性格でもなかったのと。

そもそもどこに行けばいいのかもわからなかったこと、出会いに飢えすぎてちょっと気持ち悪くなっていたなどあり全然上手く行きませんでした。

では2はどうでしょうか?

これも茨の道でした。マッチングアプリは顔(写真)が物凄く大事です。当然ですよね?人間は視覚情報で判断する割合が多いことは広く知られています。盛っていたりアングルだったり、明かりであったりが冗談抜きで大事です。

当初はこれに気づきませんでした。

また自撮り、他撮りなど全くしない人間で周りの友達も同様に写真を撮る文化など存在しません。そもそも友達に「婚活してる」などというと珍しがられます。みんな同じような境遇で、アラサーどころか30超えたりしてるんですけどね……

会社の先輩、同僚に頼めば可能性はありそうでしたが……頼みにくいのも事実ですし、プライベートで仲がいいというわけでもないです。

そもそも私の顔が……

閑話休題

ともかくこれもなかなか上手く行きませんでした。

3つ目の街コン。

これは私には結構あっていました。どうあっていたかというと、自分で言うのもなんですが「人当たりが良い」「話が上手い」などと言われる程度にはコミュニケーションが取れる人間なのです。

人間関係を良好にするのには「笑顔」「共感」が大事であることを理解しています。

さぁこうなればマッチしてもう少し長くお話しすることが出来ます。

マッチングしておしゃべりをそこそこしまして、気づきました!

「趣味はなんですか」「どんな仕事してますか」これらの質問は無意味です。

何故無意味なのか?それはこの状態では「相手の顔」「雰囲気」しか見ていないからです。

もう少し詳しくいいますと「趣味」を聞いた時に例えば自分が全く興味無いもの、例えば「昆虫標本集め」と言われたらどうでしょう?「あ、趣味合わないな」と思いませんか?

「仕事」を聞いたとしましょう。例えば「自動車の部品を作って自動車メーカーに売っている」と言われたらどうでしょう?「ふーん」となりませんか?

ここで「いやいや。それは会話下手だよもっと深く聞けるじゃないか」と思った人、その通りです。

やろうと思えばいくらでも話を膨らませることができます。

「昆虫標本」なら「どこで買うの?」「捕まえるの?」「飾ったりしてる?」「置くところ大変じゃない?」などなど

仕事についても「知らなかった」「自動車メーカーが全部作ってるわけじゃないんだ!?」「儲かるの?不思議」「発注先は何社もあるの?海外も?」とかとか

「じゃあ何が問題なの?」となるかもしれません。

気づいた人もいるかもしれませんが、ここまで会話持っていくのに「相手に強い興味を持っている」ことが前提なんです。

自分の想定しているものから少し外れて「期待ハズレだな」「違うな」と思っても食らいつくぐらいの興味です。

初対面の人にそんな興味ありませんよね?

それが普通だと思います。よっぽど顔が好きなら別かも知れませんが、そんな人は出会いに困らないように出来てます。これには複数の要因が……

閑話休題

では、この普通の感覚に従うとどうなるか?

マッチングしても直ぐに連絡を取らなくなるというのを繰り返します。

「気が合う人」を探し求め、「運命の人」を探すように……

でも待ってください。気が合わないと思っても、もう少し交流してみたらどうでしょう?

先程上げた3つの婚活で1番自然に感じるのは1です。

さて1の環境で「趣味は?」「仕事は?」と聞いて「合わないな」と思っても直ぐに会わなくなるでしょうか?

答えは否です。

学校や部活、行きつけの店、習い事の班などを想像してください。そんなことありませんよね?どころかしばらく付き合って行くうちに「合わないと思ってたけど、今じゃ仲良しだ」なんてことも珍しくありません。そうして好きな気持ちができてきてお付き合いに発展する、と。

マッチングアプリや街コンで誤解しがちなのが「マッチング=お付き合い」この図式です。

実際は「マッチング=出会い」だったんです!

その後「継続」して「同じ時間」を過ごすことで「好きな気持ち」になるかを見つけていくのが正解なんです。

恐らく、マッチングアプリや街コンで上手く行っている人は「顔がいい」「惚れっぽい」などの要因や素養もあるかも知れませんが、無意識にこれを理解しているのでは無いでしょうか?

マッチングしたのに上手くいかない、そう思ったら相手と同じ時間を多く過ごすよう意識するといいのかな?

そんな気づきでした。

最後に追加で少し

「趣味が合わない」なんですが、一緒に過ごすなら趣味より性格が大事です。昔でさえ価値観の違い、性格の不一致でトラブルが起きています。

趣味なんてこの多様化と個人の時代にそう大した問題ではありません。むしろ完全に合致しているのは、奇跡でしょう。音楽が好き、映画が好きな人と話をしましたが全く合いません。サブスクの登録タイトルの数を見たら分かりますが「知らないなぁ、ちょっと違うな=趣味が違うんだな」とか思っていたら誰とも趣味なんて合いません。(これも私が特殊なだけという説もありますが)

一緒の時間を過ごすと、なんやかんや同じものを見聞きする時間が増えて見聞きするものが一致してきます。つまり聞いている音楽や見る映画、番組は共通してきます。

この時何が重要か、そうです「どう感じたか」です、性格です。ここで合わなければ「残念ながら……」となるのです。ここまでこなければ正直勿体ないです。

大枠で趣味が共通していて「同じ時間が過ごせるな」と思ったらしばらく同じ時間を過ごしてみる、それが1番大事だなと。

ここまでやれるのが理想なんですが、第一関門は顔ですしファッションになります……

ここで「終わりのクロニクル」というラノベから一言「人間は顔ではない、第一印象だ!」

第一印象?顔じゃねーか!

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