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2023.9.1 「概算要求」 三橋貴明氏

食料やエネルギー価格の急騰と国民の困窮は「政府のせい」にして良いんだよ【三橋TV 第750回】 2023.09.01 

https://youtu.be/8Q-SyAESxco?

https://youtu.be/8Q-SyAESxco?

1:20~


「概算要求」の季節になりました


三橋氏
今日はね、あれの問題。今ね「概算要求」の季節なんですよ。
「8月末まで」締め切りだから、一応終わったのかな?これが配信されてる時は。

高家氏
はい。

三橋氏
で、「日本」の「概算要求」って、ちょっと今「致命的な問題」抱えちゃってて、これが問題なんですけどね。
「概算要求」ってわかります?そもそも。

高家氏
どんなものなんですか?

三橋氏
例えば、高家さんが、うちの会社にいるでしょ?
で、先生にちょっと「何々のプロジェクトの、予算出してもらおう」と。

高家氏
はいはい。

三橋氏
で、その時に「何々をやりたい」ので「いくらの予算、申請します」ってやるじゃないですか? 
それ「概算」ね、「決定」じゃないですよ?
その時って、だいたい「ちょっと乗っける」じゃないですか?

高家氏
はい。

三橋氏
「ちょっと、こんなにいるの? あと10%ぐらい減らして」とか言われて、
「あ、わかりました、わかりました。10%減らします」、「やった!」みたいな感じで、こういう感じで「予算」って決まっていくんですよ、どんな世界であっても。

それで各「省庁」が、その「財務省」に提出する「最初の予算」のあれが「概算要求」って言うんだけども、
あのそこでね、相当絞ってくるの。

財務省が「概算要求基準」決めて絞る、さらに「査定」で絞る、絞る、絞る


「概算要求基準」ってのを決めて、「概算要求する」時点で絞ってくるんですよね、「財務省」って。

高家氏
はい。

三橋氏
「絞った予算」を出させるでしょ、そこでさらに「査定」ってことで「削る」ってことをやってるんだけど、それはまぁある意味「財務省」の「政治力」の話で、「構造」ではないですよね。 

高家氏
はい。

三橋氏
それは「政治家」が「何とかすればいい」わけなんですけど。 

はい、えー ブログがですね、「8月22日」「日本の緊縮財政を継続させる構造について」ということでございまして、あの「財務省」って「非常に頭がいい」ので、
例えばですよ、「法律」とか、「閣議決定」って言ったら、「文章がない場合」って、それもう「政治力の勝負」じゃないですか。
 
高家氏
はい。

三橋氏
そうすると逆転されることもあるんですよ。 

高家氏
はい。

三橋氏
ちなみに「財務省」は「政治家が本気になった」ら、ちゃんと彼ら、あの動きますからね。

橋本政権下(97年)「財政構造改革法」制定、「(国民へのお金を)これから、対前年比 3 %を削っていけ」


例えば、「97年」に「橋本龍太郎政権」が「財政構造改革法」っていうですね、すごい「緊縮法」を通したんですよ。

高家氏
ほぅ。

三橋氏
確かに「あらゆる資質について、対前年比で「3%」削りなさい」というのが「法律」に載ってたの。

高家氏
ふぅ〜ん。

三橋氏
すごいでしょ、これ「プライマリーバランス」を超えてますよ。
で、その中でやったらドーンて「デフレ」になっちゃって、で、「やばいな」ってことで「橋本龍太郎」は、ちょっとそれを「緩和」したのね。
さらに、次は橋本さん、それで「参議院選挙」負けて、 

高家氏
あれ、橋本さんが(緊縮を)始めたんじゃないんですか?

三橋氏
始めた、始めた。自分で始めた。(笑)
自分で始めて「やばい」ってことで、「自分」で「緩和」したのね。 

で、(緊縮をやったから、橋本氏は)「参議院選挙」負けて(総理大臣)退陣したから。

「橋本」⚪︎す、しかし「小渕恵三」が「(国民へのお金を)これから、対前年比 3 %を削っていけ」という法律を「凍結」させる


次、「小渕内閣」ね。

高家氏
はい。

三橋氏
「小渕」さんが、それを「凍結」したの。今も、「凍結のまま」なんです。

高家氏
はい。

三橋氏
「強烈な、緊縮財政」、「法律」ですから、「法律」になるともう「誰も逆らえない」ですよ、官僚は。

高家氏
うん。

三橋氏
「政治力」云々、じゃない。
政治家が何を言っても、「あ、だから法律でそうなってるじゃないですか」って話になっちゃうから、というわけですね。
というわけで、いや、でもやろうと思えばできるんですよ、今の時点だと。

政治家より、「国民」の「間違った貨幣感」を正して、「数で」勝っていくことが重要


「プライマリーバランス」だって、「閣議決定だけ」なんだから、「閣議が決定しなきゃいい」だけなんですよ、こう言っちゃあなんだけど。

高家氏
うん。 

三橋氏
そんなことわかってるから、「政治家」に「ご説明」繰り返して、で、「御用マスコミ」さんたちをですね、使って「国民を洗脳」してきたわけですね。

なんでかというと、「政治家」がですよ「正しい事実知った」として、「国民」が「間違った貨幣感を持ってた」ら、
「積極財政します」「緊縮財政、転換します」って言ったら、「落選」するだろう、と。
だから、 怖くて言えないよね?っていう、これは「民主主義」の構造だけど、
だから「財務省は」ですね、「民主制」(をしっかり)理解してるんです。

高家氏
うんうん、「有権者」の方から「しっかり染めていく」みたいな。

三橋氏
そう。「(国民を)しっかり染めれば」、どうせ政治家がでですよ、ちょっと多少「勉強した」ところで、「お前ら、有権者に勝てねえだろう」と。
その通りなんですよ。

高家氏
う〜ん。

三橋氏
という行動も、「全部」理解してんだけど、さらにね、あのやっぱ色々ありますね。

国民の間違った貨幣感を正すためには?

①「国債 60年償還ルール」


1つは、言うまでもなく「国債 60年償還ルール」になります。

高家氏
はい。

三橋氏
でね、これね本当ね「厄介だな」と思うのが、こちら見た方が分かりやすいんで、 

これ、あの「左」側が「令和4年度一般会計歳出」です。「支出」の方ね。

こっちは「5年」で「一般会計歳出」です。

で、「総額」だけ見ると、「107兆5000億円」が「114.3兆円」になってるんで、「おっ、結構予算増えてるね」と思うんですけど、
「増えてんの」って、「ものすごく限られて」て、

続きはYouTubeで確認 🐈


https://youtu.be/8Q-SyAESxco?

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