CFの理解〜Cash Flow計算書の理解〜
ブルガリアンスクワットです。
CFの理解 Cash Flow計算書の理解についてアウトプットしていきます。
これは実際のお金の流れを見る事ができ、何にお金を使っていて、経営は安定しているのかを見る事ができます。
そして、CFを理解すると投資や自分で会社を経営する際にも非常に役に立つものになります。
営業活動CFとは?
企業の可処分所得(手取り)のようなものです。
商品を販売して手に入れた現金・材料を仕入れるために支払った現金・
広告宣伝費などの販管費・税金支払・保険受け取り金などです。
プラスになると、投資の財源や利益還元の財源になり、マイナスになると営業活動を他の活動で補ったり、事業基盤の改善をしなくてはいけなくなります。
投資活動CFとは?
設備投資や子会社等への投資などです。
マイナスだからダメということではなく、むしろマイナスになっている方がどんどん投資をして事業を拡大しているため理想的な経営です。
何に投資をしているのかを見ていけば、会社が興味を持っているものが分か流ようになってきます。
財務活動CFとは?
借入や返済、新株発行収入などです。
調達したらプラス、返済したら舞なる。企業が上場し資金調達をした場合、この区分が大きくプラスとなる場合が多いです。
もう一度3つの活動のおさらいです。
プラス マイナス
営業活動 ほんん行で資金を獲得 本業で資金が流出
投資活動 設備や株を売却 設備や株へ投資
財務活動 資金を調達 返済
次の8パターンで、各活動の動きで企業がどのフェーズにいるか推測する事ができます。
では、一つずつ解説していきます。
①健康経営:本業で儲かって、その資金を投資や借入の返済に。
②攻め型:本業で儲かって、資金を投資して足りない分を借り入れしている。
③治療型:本業や設備売却で資金を得て返済に充てる。
④衰退型:本業で資金が出て、設備を売却して返済を進めている。
⑤勝負中:資金繰りが難しくて流出してるが、借入によって投資を行っている。
⑥東芝の財務諸表:事業を売却しまくっている。
マネーフォワードのキャッシュフロー計算書はどれでしょう?
マネーフォワードってどんな会社?を考えてみましょう。
・SaaS(Software as a Service)
・利用期間に応じて使用料を取るモデル(エクセルのサブスクと同様)
・赤字で上昇したことで有名
・ITだから固定資産への投資はそこまでない
・SaaSビジネスは短期的には赤字になりやすい
①営業活動は赤字だが、さらに投資を続けている。
財務CF(資金調達)はプラスになている。
②営業活動は黒字で、投資をさらに行っている。
財務CF(資金調達)はプラスになっている。
資金調達の額以上に投資をすることは、新上場企業にとって考えられにくい。
以上のことをてらしあわせると、①がマネーフォワードになります。
②は武田製薬工業のCFでした。
CFを見るときは矢印に金額を入れ8パターンに当て嵌め、3つの活動のプラス・マイナスを見ていけば、会社のお金の流れが把握でき、投資や経営に役立てる事ができるようになります。
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