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架空読書会って?

架空読書会とは〈実在しない架空の本〉を読んだつもりになって語り合う、創作系読書会。
架空の本のタイトルを出発点にして、前のひとの書いた感想も手がかりに、想像妄想して感想を語ります。

*こちらの企画は架空読書会を実践している〈本楽カフェ〉さんにご協力いただいて計画しました。

2020年9月11ー13日の期間、noteに「架空読書会のための部屋」を3部屋ご用意します。
期間中はどの部屋へも出入り自由!
想像の翼でばっさばっさと羽ばたいてください。

note会場_架空読書会ポスター

《遊び方 》

①お題である〈実在しない架空の本〉のタイトルや、前のひとが書きこんだ感想を読んで、想像をふくらませましょう。もくもく。
※誰かが〈登場人物の名前〉や〈出来事〉について話したら、それは当然あった「事実」として扱ってください。

②その本を〈読んだつもり〉になって感想をコメント欄に書きこみましょう。
・文字数上限は200字くらい(目安です)
・何回書き込んでもいいけれど、同じひとが連続して感想を書きこむのはやめましょう。
【OK】Aさん→Bさん→Aさん→Cさん……
【NG】Aさん→Aさん→Aさん→Aさん(だれか参加してくださいまし……!)
※ほかの参加者を否定するような言動は慎みましょう。
  参加するみなさんが愉快な気持ちで読書会を楽しめますように!

**こんな感じに遊びました**


オンラインで架空読書会を行うためのお試しで、運営メンバーがLINEを使った時の様子です。
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◎タイトル「窓の外に地球」
(本楽カフェさんが以前架空読書会を開催した際に行ったタイトルの中からお借りしました)

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「今作は、特に登場人物一人ひとりに焦点が当てられていて、魅力的に感じたところですが、みなさんはだれ推しでしたか? 私は、主人公のジョセフ推しです」

「ジョセフもダンディですてきでしたね。私は片目をなくした眼帯のサンダーストーンの悲しい思い出に泣きました」

「私は紅一点のアヤコが好きでした。彼女が月に残る選択をしたとき、ちょっと泣きそうでした」

「私は子猫のキキが意外と良い味を出して好きでした。アヤコと別れた後のキキが心配でなりません」

「たしかに、キキがいてくれたことでどれだけみんなの心癒されたか…
私は工作好きの、少年ドッチが推しでした。スコップを使ったロケット装置のアイディアに驚きました」

「ドッチ! 確かに彼の枠にとらわれない柔軟な発想があったからこそ月から離れることができたと考えると、子どもながら……と感動してしまいますね」

「そういえば、ドッチはスコップを大切なひとからもらったものだって言ってましたが、はっきりとは明かされませんでしたね。もしかしてあのひとかなって気になっています」

「サンダーストーンは最後までドッチの父親が自分であることを明かしませんでしたよね……ただ、ドッチは気づいているような。スコップを大事にしているのも、もしかして彼からもらったのかなと思いました」

「サンダーストーンはあの大きな土砂崩れの時、自分の身を危険にさらしながら地球人を救おうとしていましたね。多くの人から尊敬されても謙虚な彼の姿に影響されて、ドッチは勇気を出して大人たちにロケット作りを提案したのでしょうね」

「そうですね。ジョセフの後押しのお陰でロケットを作り上げて、たくさんの命が助かった所が感動的でした。アヤコともいずれ再会できそうな気がします」

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このような形で、最初の人は「タイトルからふくらませた感想」を書きこみ、次のひとは「タイトル」と「前のひとの書いた感想」から想像をふくらませて感想を書いていきます。

開催期間3日間のなかで、物語が、感想が、どこへ進むのか、だれにもわからない読書会です。

どうぞ遊びにいらしてください。お待ちしています!

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ツイッターで「架空の本のタイトル選手権」投票受付中!


note会場_投票4

架空読書会で感想を語り合うための〈実在しない本〉のタイトルをみなさまからお寄せいただきました。
魅力的なタイトルのなかから、3題を決める「架空の本のタイトル選手権」をツイッターで行っています。
A  B  C それぞれのブロックから1つずつ選んで投票いただきます。
投票期限は8月20日!
あなたの一票をお待ちしています♪
◎投票はこちらからどうぞ→https://twitter.com/bukhansendai/status/1294466236286242816?s=20

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※架空読書会の様子は、今秋に制作する〈COVID-19の影響を受けた企画〉をまとめる冊子へ収録する可能性があります。